2012年は、Windows 8の発売など大型製品の投入によって話題を集めたマイクロソフト。果たして、2013年はどんな1年になるのだろうか。
まず、最初の四半期(2013年1〜3月)には、次期「Office」(Office 2013)が発売されることになる(カスタマープレビュー版を配布中)。すでに2012年12月から法人向けのライセンス販売が開始されているが、パッケージ版やPCへのプリインスートル版が先に挙げたタイミングで投入されることになる。
次期Officeパッケージ製品 | |||
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エディション | 参考価格 | ||
Office Personal 2013 | 2万9800円 | ||
Office Home and Business 2013 | 3万4800円 | ||
Office Professional 2013 | 5万9800円 | ||
Office Professional Academic 2013 | 2万8381円 |
マイクロソフトでは、「リレー方式」と称し、「Windows Server 2012」を第1走者、「Windows 8」を第2走者、次期Officeを第3走者としているが、いよいよビッグプロダクトたる最終ランナーへとバトンが渡される格好だ。
Office製品では、「Office 365 Open」が登場することになり、パートナーを通じたOffice 365の販売モデルも加速することになる。
中堅・中小企業のIT導入を促進する起爆剤になるとの期待も高まっている。
もちろん、マイクロソフトが投入するプロダクトはこれで終わりではない。
「Surface」—“日本市場に投入しないということではない”
なかでも注目を集めるのが、マイクロソフトブランドのタブレットPC「Microsoft Surface」である。
すでに米国ではWindows RT版を投入しているが、これに続き、90日後にはWindows 8搭載Surfaceを発売する方針が明らかにされていることから、逆算すれば、2013年1月には、同製品が登場することになる。
そして、日本人にとって気になるのは、Surfaceの日本市場への投入だ。
現時点では、具体的なことは明らかになっていないが、日本マイクロソフト関係者のコメントが、従来までの製品投入を否定するものから、「日本市場に投入しないということではない」と微妙なコメントへと変化している。投入に向けて姿勢が軟化していることが感じられる。
2013年には、Surfaceの国内投入にも期待したいところだ。
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