軽快で使いやすいモバイルマシンの性能は?
今回試用したモデルは、CPUにIntel Core i5-3317Uを採用し、8GBのメモリと128GBのSSDを搭載した構成だ。BTOメニューの中では軽量、高速を意識した上で、ちょうど中程を選択した構成となっている。このモデルでベンチマークによる性能評価を行なった。
Windows 8の快適さの指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」の一番低いサブスコアは「グラフィックス」と「ゲーム用グラフィックス」の値である「6.5」となった。CPU内蔵のグラフィックス機能であるIntel HD Graphics 4000としてはまずまずの結果だ。「プロセッサ」の値は「6.9」、「メモリ」の値は「7.4」と優秀。「プライマリHDD」の値が「7.8」と高いのは、SSD採用モデルだからだろう。
PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」の結果も良好だ。3D性能を計測するベンチマーク「3DMark 11」は芳しくない結果で、最新の3Dゲームで遊ぶには厳しそうだ。ディスクアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark 3.0.1」はよい成績で、軽快に使えることを示している。
バッテリー駆動時間については、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で「BBench」を利用して計測したところ、本体内蔵バッテリーのみの場合2時間40分10秒使うことができた。増設バッテリーパックを追加した場合は、4時間6分29秒となった。増設バッテリーパックがあれば外出も安心といったところだが、重さとバッテリー駆動時間のどちらを選ぶかは難しいところかもしれない。
BTOメニューにはCPUとしてCore i7-3517U(1.90GHz)や、16GBメモリ、256GBのSSDといった、よりハイエンドな構成できる項目も用意されている。一方で無線LANを非搭載にしたり、液晶保護フィルムなどを同時購入することもできるなど、かなりこだわった構成のマシンが作れるのは魅力的だ。
「Endeavor NA601E」の主な仕様 | |
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CPU | Intel Core i5-3317U(1.70GHz) |
チップセット | モバイル インテル HM77 Express チップセット |
メモリ | 8GB/16GB |
ディスプレー | 14型ワイド(LEDバックライト 1366×768ドット) |
グラフィックス | Intel HD Graphics 4000 |
ストレージ | 128GB SSD |
光学式ドライブ | - |
通信機能 | 無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、10/100/1000BASET-TX |
インターフェイス | USB 3.0端子×1、USB2.0端子×1、HDMI端子×1、RGB端子×1 |
カードスロット | メモリカードスロット(SDHC/SDXC対応SDメモリカード、マルチメディアカード対応) |
サウンド機能 | 内蔵ステレオスピーカー、デジタルモノラルマイク、ヘッドセット端子、内蔵デュアルアレイマイク |
本体サイズ/重量 | 約幅338×奥行き242×高さ22mm/約1.65~1.90kg |
OS | Windows 8 64ビット版 |