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光学式ドライブ、軽量化、バッテリー強化を選択可能

ノングレア液晶搭載の薄型モデル「Endeavor NA601E」を使ってみた(後編)

2012年12月27日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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軽快で使いやすいモバイルマシンの性能は?

 今回試用したモデルは、CPUにIntel Core i5-3317Uを採用し、8GBのメモリと128GBのSSDを搭載した構成だ。BTOメニューの中では軽量、高速を意識した上で、ちょうど中程を選択した構成となっている。このモデルでベンチマークによる性能評価を行なった。

 Windows 8の快適さの指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」の一番低いサブスコアは「グラフィックス」と「ゲーム用グラフィックス」の値である「6.5」となった。CPU内蔵のグラフィックス機能であるIntel HD Graphics 4000としてはまずまずの結果だ。「プロセッサ」の値は「6.9」、「メモリ」の値は「7.4」と優秀。「プライマリHDD」の値が「7.8」と高いのは、SSD採用モデルだからだろう。

Windowsエクスペリエンスインデックス

 PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」の結果も良好だ。3D性能を計測するベンチマーク「3DMark 11」は芳しくない結果で、最新の3Dゲームで遊ぶには厳しそうだ。ディスクアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark 3.0.1」はよい成績で、軽快に使えることを示している。

PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」

3D性能を計測するベンチマーク「3DMark 11」

ディスクアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark 3.0.1」

 バッテリー駆動時間については、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で「BBench」を利用して計測したところ、本体内蔵バッテリーのみの場合2時間40分10秒使うことができた。増設バッテリーパックを追加した場合は、4時間6分29秒となった。増設バッテリーパックがあれば外出も安心といったところだが、重さとバッテリー駆動時間のどちらを選ぶかは難しいところかもしれない。

 BTOメニューにはCPUとしてCore i7-3517U(1.90GHz)や、16GBメモリ、256GBのSSDといった、よりハイエンドな構成できる項目も用意されている。一方で無線LANを非搭載にしたり、液晶保護フィルムなどを同時購入することもできるなど、かなりこだわった構成のマシンが作れるのは魅力的だ。

「Endeavor NA601E」の主な仕様
CPUIntel Core i5-3317U(1.70GHz)
チップセットモバイル インテル HM77 Express チップセット
メモリ8GB/16GB
ディスプレー14型ワイド(LEDバックライト 1366×768ドット)
グラフィックスIntel HD Graphics 4000
ストレージ128GB SSD
光学式ドライブ-
通信機能無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、10/100/1000BASET-TX
インターフェイスUSB 3.0端子×1、USB2.0端子×1、HDMI端子×1、RGB端子×1
カードスロットメモリカードスロット(SDHC/SDXC対応SDメモリカード、マルチメディアカード対応)
サウンド機能内蔵ステレオスピーカー、デジタルモノラルマイク、ヘッドセット端子、内蔵デュアルアレイマイク
本体サイズ/重量約幅338×奥行き242×高さ22mm/約1.65~1.90kg
OSWindows 8 64ビット版

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