GeForce GT 630M搭載でBDドライブも選べる「dynabook Satellite T772」
ゆとりのキーボードと高パフォーマンスが嬉しい17型dynabook
2012年12月21日 11時00分更新
東芝ダイレクトで販売される「dynabook Satellite T772」は、17.3型ディスプレー搭載でハイスペックな構成が特徴の大型ノートPCだ。前編では特殊な立ち位置や、外観、インターフェース周りを中心に紹介した。後編では実際に使ってみた場合の使い勝手について触れるとともに、ベンチマークテストの結果も紹介しよう。
ラインアップは3モデル用意されており、今回の試用はミドルモデルである「dynabook Satellite T772/W5TG」だ。上位モデルはストレージ容量が大きく高速化が図られており、下位モデルは光学式ドライブがDVDスーパーマルチドライブとなる。
ゆとりあるテンキーつきキーボード
「dynabook Satellite T772」のディスプレーはグレアタイプで、解像度は1600×900ドットある。非常にあざやかな表示で、反射による映り込みは少ない。ビジネス利用にもマルチメディア利用にも向いているという印象だった。
ディスプレー上部にはカメラが埋め込まれている。これはすでに標準的な装備だが、東芝のコンシューマー向けモデルと同じくハンドジェスチャー操作機能「てぶらナビ」を持つため、ビデオチャットをしない人でも便利に使えるだろう。
キーボードはアイソレーションタイプで、テンキーつきだ。横幅に非常に余裕がある状態であるため、基本のキーピッチが19mmを保っているだけでなく、テンキーとの間にわずかながら隙間が設けられていたり、上部に並ぶファンクションキーが4つごとまとまって配置されていたりと、実際に扱う時にミスタッチが少なくなる作りだ。キーストロークは1.5mm。キータッチは軽く、入力しやすい。タッチ時の音も静かで、軽やかに利用できる。
タッチパッドは、ジェスチャーコントロールつきのボタン一体型で、かなり大きい。指すべりもよく、楽に使えるという印象だ。
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