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業界人の《ことば》から 第20回

ジャストシステム:

日本マイクロソフトとの情報交換を通じて、改善を期待している

2012年12月18日 09時00分更新

文● 大河原克行

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今回のことば

「ATOK 2013は、日本語入力が必要されるあらゆる場面において、誰でも使えて、最も身近で、最善の環境を提供できるものになる」

(ジャストシステム・福良伴昭社長)

新たな発想を与える「一太郎2013 玄」

 ジャストシステムは、日本語ワープロの一太郎の新製品として、「一太郎2013 玄(げん)」を、2013年2月8日に発売する。

発表された「一太郎2013 玄」と「ATOK 2013 for Windows」

 年内に新製品を発表し、2月に出荷するというのが、ジャストシステムの恒例のパターン。今年もそのスケジュールに則って、新製品が発表され、来年2月に新製品が出荷されることになる。

 一太郎では、現行製品で「承」の言葉を用いたのに対して、今年の新製品では「」の言葉を用いてみせた。

 同社では、「優れた作品は、言葉では言い尽くせない情緒や趣を持つとして幽玄の境地と表される。一太郎2013 玄では、書き手の発想を支援し、感性を刺激する機能を搭載しており、新鮮な気持ちで言葉に向かい合い、言葉の背景に思いを馳せることで、より洗練された文書作成が行えるようになる。その意味から、玄とネーミングした」と説明する。

 「幽玄」という言葉から、「」という名称が採用されたというわけだ。

 ジャストシステムの福良伴昭社長は、「一太郎2013 玄では、新たな体験によって、新鮮な驚きを感じてもらえるはず。実際に使ってもらうことで、これまでに経験したことがない感覚を味わってもらえる」と語る。

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