お手ごろ価格のロウアーミドル&ローエンド4モデル
1万円半ばから9000円前後で購入できるロウアーミドル&ローエンドGPUのGeForce GTX 650とGeForce GT 640を搭載するASUSビデオカード4モデルを紹介しよう。3D性能は高くないが、1回目や2回目と同様に各ビデオカードで「3DMark11」のスコアーと重量級ミリタリーFPSゲーム「バトルフィールド3」のフレームレート(fps)を計測している。
テスト環境 | |
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CPU | Intel「Core i5ー3570K」(3.4GHz) |
マザーボード | ASUSTeK「P8Z77-V DELUXE」(Intel Z77 Express) |
メモリー | DDR3-1600 8GB×2 |
HDD | Seagate「ST2000DM001」(7200rpm、2TB) |
電源ユニット | オウルテック「SS-750KM」(750W、80PLUS GOLD) |
OS | Windows 8 Pro(64bit) |
グラフィックドライバー | GeForce 306.97 Driver |
オーバークロック仕様のGTX 650
GTX650-DCT-1GD5
製品情報:http://www.asus.co.jp/Graphics_Cards/NVIDIA_Series/GTX650DCT1GD5/
実売価格:1万6000円前後
スペック表 | |
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GPU | NVIDIA GeForce GTX 650 |
ストリーミングプロセッサー数 | 384基 |
コアクロック | 1215MHz |
ブーストクロック | 非対応 |
メモリー転送レート(相当) | 5100MHz |
ビデオメモリー | GDDR5 1GB |
メモリーバス幅 | 128bit |
バスインターフェース | PCI Express 3.0 |
補助電源 | 6ピン×1 |
コアクロックをリファレンスクロックの1058MHzから1215MHzにアップさせたオーバークロックモデル。ビデオメモリーも5100MHz動作と100MHzアップされているのがグッド。電流ノイズを軽減するデジタル電源回路の「DIGI+ VRM」とオリジナル素材を使用した高耐久高性能部品の「Super Alloy Power」も搭載している。
ストリーミングプロセッサー数などは、「GeForce GTX 650 Ti」の半分になるが重量級ゲームの「バトルフィールド3」でも、ゲームが快適に動作する目安となる30fpsを超えている。
高品質&安定電源回路を備えるリファレンスクロックモデル GTX650-DC-1GD5
製品情報:http://www.asus.co.jp/Graphics_Cards/NVIDIA_Series/GTX650DC1GD5/
実売価格:1万2000円前後
スペック表 | |
---|---|
GPU | NVIDIA GeForce GTX 650 |
ストリーミングプロセッサー数 | 384基 |
コアクロック | 1058MHz |
ブーストクロック | 非対応 |
メモリー転送レート(相当) | 5000MHz |
ビデオメモリー | GDDR5 1GB |
メモリーバス幅 | 128bit |
バスインターフェース | PCI Express 3.0 |
補助電源 | 6ピン×1 |
ASUS独自品質のデジタル電源回路と「Super Alloy Power」、DirectCUクーラーを搭載するリファレンスクロックモデル。
コアとメモリーがオーバークロックされているGTX650-DCT-1GD5とは、3D性能に10%前後の差がついている。ゲームをたまに遊ぶなら、“TOP”のTを冠するオーバークロックモデルがオススメ。
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