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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第129回

今更聞けない!? 初めてのAndroidスマホを活用する技

2012年12月04日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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タスク管理にはスケジュールアプリを導入
簡単なメモには付箋紙アプリも

 スケジュールやTODO管理アプリなどもウィジェットを用意していることがある。当日の用事などをアプリを起動せずに確認できるのは便利だ。パソコンのように付箋紙アプリも多数公開されているので、とっさのメモに利用しよう。

ジョルテ

作者:Jorte Inc.
価格:無料


定番スケジュール管理アプリ「ジョルテ」のウィジェット

付箋

作者:hiro.k
価格:無料


シンプルな付箋ウィジェット。とっさのメモを書き留める際に

iPhoneユーザー垂涎のホーム画面カスタマイズを楽しむ

 iPhoneユーザーがうらやましくてしょうがないのが、ホーム画面のカスタマイズ機能だ。定番の「ADW.Launcher」では、壁紙やアイコンの表示方法、アイコンの画像、アイコンを表示できる数や間隔、各種エフェクトなどを細かくカスタマイズできる。初期設定のまま使ってもよいのだが、自分好みにカスタマイズすれば、スマホを使うのが楽しくなる。そうすれば、好きこそ物の上手なれということで、アプリや機能をどんどん試して、スマホに詳しくなること請け合いだ。

ADW.Launcher

作者:AnderWeb
価格:無料


表示できるアイコンの数やテーマをカスタマイズできる

ホーム画面を移動するときのエフェクトを選択できる

アプリをフォルダー分けしたり、カテゴリーで分類することも可能だ

Androidスマホの基本設定を見直す

 AndroidスマホはiPhoneと比べるとバッテリーが保たない。そこで、設定を見直して、省エネ設定にするといい。一番効果が大きいのがディスプレーの明るさ設定だ。初期設定では、自動調整になっている機種が多いが、これを手動で暗めに設定するのだ。

 外出先で公衆無線LANを使わないなら、Wi-Fiを無効にしておくのも有効。Bluetoothも使うときまでオフにしておけばいい。待ち受け画面が動くライブ壁紙は格好いいが、こちらも普通の画像にしておこう。SNSやメールなどの同期設定も可能な限り長くしておき、使うときに最新情報を得るようにする手もある。これだけでも、ずいぶんバッテリーの保ちが変わってくるはずだ。

 こだわる人は、電力消費の大きいバイブレーション機能やGPS機能を無効にしたり、常駐アプリを終了させたりする。こちらは、使い勝手に影響してくるので、状況によって使い分ければいいだろう。

設定の「電池」でバッテリーを消費しているアプリや機能をチェックできる。やはり、画面が大きな割合を占めている

ディスプレーの明るさ設定は見直したい

 Androidスマホは順調に進化しており、特にハードウェアのスペックではiPhoneを抜いている。Androidも4.0になって、大きな欠点はない。CPUが強力であれば、快適に操作できるし、キャリアにこだわってAndroidスマホを購入しても問題はないだろう。せっかく、Androidスマホを手に入れたなら、生活からビジネス、エンタメまで24時間ばりばり使い倒していただきたい。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。


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