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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第130回

iPhone用の郵便局公式アプリを使って最速で年賀状を送る技

2012年12月18日 15時00分更新

文● 柳谷智宣

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 年賀状の準備は進んでいるだろうか。すでに年賀状の投函受付は始まっており、12月25日までに投函すれば元旦に届けてくれる。近場であれば、数日遅れても大丈夫なようだ。とはいえ、年の瀬は忙しく、それどころではない、という人も多いだろう。そこで今回は、手間をかけずに、短時間でオリジナルの年賀状を送る技を紹介しよう。

お世話になったお礼と新年の挨拶を兼ねて、年賀状を送ろう。郵便局が提供している無料アプリを使えば、時間をかけずにデザインの作成から投函までできるのだ

郵便局が提供している無料アプリを活用する

 最近、若い人たちを中心に年賀状離れが加速している。企業でも年賀状を廃止しているところも増えているくらいだ。年始には「あけおめ」メールが大量に届き、これでもコミュニケーションが取れるならいいのかな、とも思う。

 とはいえ、お世話になった人や大切な取引先、結婚式などのイベントに出席してくれた方などに年賀状を出すのは大切なことだ。形式的な礼儀ではあるものの、実際受け取ればうれしいものだ。

 郵便局は年賀状離れを抑えるべく、ネット連携機能を充実させたスマホやPC用の年賀状作成アプリを無料で公開している。このアプリの完成度が相当高く、時間がないなかで手間をかけずに投函するならうってつけ。隙間時間を見つけて、iPhoneやAndroidスマホで作業することをオススメする。

「郵便年賀.jp」からPC版の「はがきデザインキット2013」を無料でダウンロードできる。iOSやAndroid版アプリも公開されている

デザインや写真を選んでカスタマイズするだけ

 アプリを起動すると、まずは年賀状の印刷タイプを選択する。通常は「普通紙印刷年賀状」を選択すればいい。「フチなし写真印刷年賀状」はフチなし印刷が可能だが、選べない投函方法があったり、最低注文枚数が決まっているなどの制限がある。

 次にデザインを選ぶ。標準デザインが18種類、ダウンロードできる追加デザインが20種類用意されている。どれも写真を入れ込むようになっており、カメラロールに保存してある任意の画像を指定できる。写真をピンチアウト・ピンチインすることで表示するエリアを調整したり、回転させて傾きを修正することも可能。画像が決まったら、文字を入れたり、フリーハンドで線を引いてカスタマイズする。もちろん、基本のデザインだけでいいなら、スキップしてもいい。そんなに凝ったことができるわけでもないので、5分もあれば作業できるはずだ。

アプリの起動画面。画面はiPhone 5のもの

デザインを選択する

「追加デザイン」タブでダウンロードしたデザインを確認できる。「デザインをダウンロード」すればホームページに接続する

ダウンロードするテンプレートを選ぶ。一部のテンプレートは有料となる

ダウンロードするテンプレートが決まったら「決定」をタップする

「完了」をタップする

作成画面が開く。まずは写真を指定するため、写真のアイコンをタップする

利用する写真を選択する

写真が挿入される。写真の表示エリアや角度を調整することもできる。完了したら「次へ」をタップする

文字を入力する。基本的な挨拶は入力されているが、オリジナルのコメントを入れたい場合は「あ」アイコンをタップする

文章を入力する。文字の色や陰の有無も指定できる

テキストボックスを移動したり、ピンチ操作で拡大縮小する

「ペン」ではフリーハンドで線を引くことができる。ここでは、挨拶まで入力したので、元の文章を消してみる。まずはペンアイコンをタップ

色やペンの太さを指定する。ここでは白色を選択し、中くらいの太さにする

元のメッセージをなぞって消去する

「確認」画面で仕上がりをチェックする

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