横に広いスマホは他とは違う工夫が!
ドコモ「Optimus Vu L-06D」
実際に手にしてみると、幅が横に広いため手に包むように“握る”のは不可。ただし板状で薄く、側面に丸みがあるので片手で持つこと自体は問題無い。課題は「片手操作」になるが、次回のテストで文字入力テストを行うので、そこで明らかにしていきたい。
本体上部の電源ボタンは茶色の楕円型だが、初めて見ると銀色の丸型ボタンのほうを電源ボタンと誤解してしまう。この銀色のボタンはワンタッチメモボタンで、どんな画面でも直接手書きのメモが可能。同梱品としてタッチペンが付属しているが、ペンの収納スペースはもちろん、ストラップホールもない。ペンをなくしてしまう恐れはある。ただし手書きでも十分使えるほど反応は良い。
バックパネルは外れないため、microSIMカードスロットが右側面にある。防水仕様のうえ、深く挿さるようでSIMカードを押してもあまり飛び出てこない仕組み。指でつまんで取り出すのは難しく、間違って外れることもなさそうだ。
上部のイヤホンジャックは剥き出しでありながら、浸水しないタイプ。microUSBはスロットタイプのカバーで、これで防水仕様なの? と思うほどスムーズなスライドをする。
本体カラーのせいだろうかタッチセンサー部分が、点灯していても若干見辛い印象だ。音量調整ボタンは右側面にある。電源ボタンもそうだが、特に電源や音量を示すマークがない。海外メーカー製らしいといえばそれまでだが、初めてスマートフォンを使う場合は戸惑うことがあるかもしれない。
5型なのにとてもスリム カバーが開けやすい
ドコモ「ELUGA power P-07D」
とても5型のスマホとは思えないスリムな印象だ。片手操作も難なくこなせそうな幅で持ちやすい。5型スマホといえば「DELL Streak」という端末もデルからリリースされていたが、ELUGA powerのほうが普通のスマホ感覚で使えそうだ。ただし他のスマホと並べると、縦長の5型のサイズは大きく、指でタッチパネルを操作すると画面が上に広いと感じる。
電源ボタンと音量ボタンは、背面にある独自の配置だ。これは少々戸惑う。裏にあると位置がよくわからないため、スリープにするだけのことでもいちいち裏を見てしまう。慣れてしまえば問題ないかもしれないが……。またボタンの形状ははっきりしているのでその点も使っているうちに覚えやすいかもしれない。
電池カバーは開けやすいように大きな隙間があり、開ける時ベリベリと剥がれる怖い印象は無い。
上部にmicroUSB端子があり防水キャップタイプのカバーで覆う。このカバーも大きくて開けやすい。その隣には剥き出しのイヤホンジャック。もちろん防水なので心配はいらない。
気になったのはOptimus Vuに続きストラップホールが無い点。国内メーカー製だけに、用意してほしかったところ。タッチペンは付属していない。ホームボタンなどはディスプレー内に表示するタイプで、画面下部には3ボタンが表示される。
この連載の記事
-
第212回
スマホ
3キャリアの主力ハイエンド機「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」のスタミナ比較 -
第211回
スマホ
3キャリアの主力モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」でカメラ勝負! -
第210回
スマホ
3キャリアの主力モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」の速度対決 -
第209回
スマホ
3キャリアの主力販売モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」を比較 -
第208回
スマホ
「MONO」「Qua phone」「Android One」、キャリアのミドルクラスのスタミナは? -
第207回
スマホ
「MONO」「Qua phone」「Android One」、キャリアのミドルクラスのカメラをチェック -
第206回
スマホ
キャリアのミドル機「MONO」「Qua phone」「Android One」の速度比較 -
第205回
スマホ
主要3キャリアの最新ミドル機「MONO」「Qua phone」「Android One」を比較 -
第204回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、ハイスペック機のスタミナテスト -
第203回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、ハイエンドスマホのカメラをチェック -
第202回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、キャリアのハイスペック機の速度を比較 - この連載の一覧へ