10月3日、相模屋食料から「ザクとうふデザート仕様」と「鍋用!! ズゴックとうふ」が発売された。しかも豆腐らしからぬバニラ風味だとか! これはみんなで試食してみるしかない、いろんな意味で。ということで早速買ってきた。
ザクとうふデザート仕様
まずは、ザクのバリエーションモデルとなる「ザクとうふデザート仕様」からいってみよう。色合いはデザートタイプということでもちろん砂漠色。パッと見ではゴマ風味や小豆風味なのではないかと感じるが、今度はバニラ風味ということ。豆腐なのにバニラ? 何かの間違いではないかと思ったが、パッケージにもしっかりとバニラテイストと書いてある。砂漠の兵士は甘い物を欲しがるのだろうか?
ビニール袋を開けて出てきたのは砂漠色のザク。普通の豆腐より色が濃く、茶碗蒸しのような印象を受ける。ちなみに、通常の「ザクとうふ」の生産ラインで製造しているため、デザート仕様を販売している間(11月30日まで)は、通常の枝豆風味の製造を休止しているとのこと。
さっそく編集部で試食してみたので、その素直な感想をお伝えしよう。
「香りが完全にアイスクリーム!」
「甘っ! これ本当に豆腐なの?」
「豆腐というより高級プリンだね」
「認めたくないものだな、甘さゆえの拒絶感というものを」
「生まれの不幸を呪うがいい。君はいい味だったが、香りがいけないのだよ!」
「豆腐を食べている気がしない」
「豆腐っていう先入観がなければ、意外とおいしく食べられる」
「豆腐とは違うのだよ! 豆腐とは! (おえっ)」
「デザート仕様って、砂漠じゃなくて甘味のほうかよ!」
「なるほどデザートだと思えば、案外イケるな」
「食べても喉が渇かない甘さだから、食後のデザートにいいね」
「食事として出てきたら、ちゃぶ台ひっくり返すわ!」
「うん、食中はダメ、食後ならアリだね。ダイエットにもいいんじゃない?」
最初はボロクソな意見が続いたが、食後のデザートとしてならいい、という評価でまとまった。しかし、ダメな人は一口ですら無理、イケる人は適度な甘さがやみつきになる、と評価が両極端に分かれた。20~30代の優良種たるジオン国民には好評価だったが、40代以上の重力に魂を引かれたロートルにはなじめない味といった感じだった。