米Amazon6日(現地時間)、Android OSを搭載したタブレット「Kindle Fire HD」と、電子書籍リーダーの「Kindle」のニューモデル「Kindle Paperwhite」を発表した。
すでに予約を受け付けており、9月14日以降に順次出荷を開始するという。
Kindle FireがWUXGAにに!
Amazonが放つフラッグシップ
Kindle Fire HDは同社がリリースしているタブレットのフラッグシップモデル。8.9インチディスプレーは、1920×1200ドット(WUXGA)という高解像度の液晶パネルを採用している。そのほかには7インチ(1280×800ドット)モデルもラインナップする。CPUは8.9インチがOMAP 4470の1.5GHz(デュアルコア)、7インチがTI OMAP 4460 1.2GHzを搭載する。
そのほかのスペック(8.9インチ)はメモリーが1GB、内蔵ストレージが16GBか32GB、サイズは約240×164×8.8mm、重さ537g、IEEE 802.11 a/b/g/nとBluetoothに対応し、8.9インチのみLTEモデルが用意される。
価格は7型が199ドル、8.9型が299ドル(いずれも16GBモデル)。出荷開始は7インチが9月14日、8.9インチが11月20日だ。8.9インチのLTE版の価格は32GB版が499ドル、64GB版が599ドルとなっている。フロントライトが付いた電子ペーパー搭載機
電子書籍リーダーの「Kindle Paperwhite」
電子書籍リーダーの「Kindle Paperwhite」は、6インチの電子ペーパーディスプレーにフロントライトが付いたモデル。ピクセル数が62%、コントラストが25%向上し、その名のとおり“紙のような白さ”を実現している。
価格は、Wi-Fiモデルが119ドル、Wi-Fi+3Gモデルが179ドル。どちらも出荷は10月1日から。従来のKindleは、新しいフォントを搭載、ページ送りを15%高速化とブラッシュアップしたうえで、69ドルで9月14日から発売する。
