検索&履歴閲覧に役立つ仕上げの3機能
●履歴を見違えるほど使いやすく
「Better History」は、Chromeの閲覧履歴ページを置き換える拡張機能だ。有効にすると、レンチアイコンメニューから「履歴」を選択すると表示される画面を、標準より見やすいレイアウトで表示してくれる。特徴的なのは履歴が時間単位でグループ化される点で、「昨日の夜に見たウェブページは何だっけ?」といった場合、標準の履歴では履歴を延々とスクロールさせて探さなくてはいけないが、Better Historyによる履歴であれば、目的の時間帯周辺を探すだけでいい。
拡張機能名:Better History
カテゴリ:仕事効率化
URL:https://chrome.google.com/webstore/detail/obciceimmggglbmelaidpjlmodcebijb?utm_source=chrome-ntp-icon
●ワンタッチで過去1年以内の鮮度の高い情報だけを検索
ふざけたような名前の拡張機能「ato-ichinen」(あと1年)だが、Googleを使ったウェブ検索結果を、ボタンをクリックするだけで、過去1年以内に更新されたウェブページだけに絞り込むことができるなかなか有益な機能を追加できる優れものだ。検索キーワードによっては、最新の情報を知りたいにも関わらず、検索上位にかなり古いページがヒットすることもあり、ガッカリさせられるが、これを使えば一発でそんな不満も解消できる。
拡張機能名:ato-ichinen
カテゴリ:検索ツール
URL:https://chrome.google.com/webstore/detail/pojaolkbbklmcifckclknpolncdmbaph?utm_source=chrome-ntp-icon
●検索したウェブページのどこにキーワードがあるの? を解決!
「Googleによる検索結果からウェブページに飛んでみたけど、肝心のキーワードを含む、関連する箇所がどこにあるかわからない」といったことはよくあるのではないだろうか。「Google Quick Scroll」はこうした問題を解消してくれる拡張機能だ。検索結果からウェブページを表示すると、タイトルバーにGoogle Quick Scrollのアイコンが表示されるので、これをクリックしてウェブページ内の該当箇所をハイライト表示できる。
拡張機能名:Google Quick Scroll
カテゴリ:検索ツール
URL:https://chrome.google.com/webstore/detail/okanipcmceoeemlbjnmnbdibhgpbllgc?utm_source=chrome-ntp-icon
筆者紹介――小原裕太
今はなき横浜市立大学文理学部哲学専攻卒業後、今はなき出版社勤務を経て、2003年に独立したフリーライター。デジタル製品物欲依存症をせめて仕事に活かそうと、書籍、雑誌、ウェブの原稿執筆に励む。症状完治の見込みはないもよう。主な著作は、「厳選大学生必携iPhoneアプリ」(秀和システム)、「全部無料でつくるはじめてのホームページ&HTML」(翔泳社)、「今すぐ使えるかんたんMacBook」(技術評論社)他多数。連絡先はこちら。
この連載の記事
-
第2回
トピックス
今日から始めるChrome!知って便利な応用技まとめ -
第1回
トピックス
今日から始めるChrome!基本の使いこなし術まとめ -
トピックス
Chrome乗り換え総合案内【初心者~上級者テク完全まとめ】 - この連載の一覧へ