Chrome乗り換え総合案内【初心者～上級者テク完全まとめ】 第3回

今日から始めるChrome！鉄板拡張機能まとめ

タブ＆アドレスバーに効くのはこの3機能

●タブをビジュアライズして管理する

　「Chrome用TooManyTabs」は、開きすぎたタブを視覚的に美しく、並べて表示してくれる拡張機能だ。1度に多くのタブを開いていると、タブにはファビコン（お気に入りアイコン）しか表示されなくなるため、どのタブに目的のウェブページが開いているかわからなくなってしまう。Chrome用TooManyTabsを利用すれば、タブとそこに開いたウェブページのサムネイルがタイル状に並んで表示されるので、目的のタブが一目瞭然になる。また、タブの数が多いとそれだけメモリの消費も激しくなるが、任意のタブをサスペンドしてそのぶんのメモリを解放することもできる。タブの整理や管理に欠かせない拡張機能だ。

拡張機能名：Chrome用TooManyTabs
カテゴリ：仕事効率化
URL：https://chrome.google.com/webstore/detail/amigcgbheognjmfkaieeeadojiibgbdp?utm_source=chrome-ntp-icon

Chrome用TooManyTabsを有効にすると、アドレスバーのボタンに開いているタブの数が表示される。このボタンをクリックするとフローティングウインドウが開いて、そこにタブとページサムネイルがタイル状に並べられる

フローティングウインドウ右側の「サスペンドされたタブ」にタブをドラッグすると、そのタブはサスペンド状態になり、そのぶんのメモリが解放される。タブを開きすぎてChromeの動作が緩慢になってしまったときなどに利用しよう

●開きっぱなしのタブを自動的に整理してくれる

　「Tab Wrangler」は、放置状態のタブを自動的に閉じてくれる拡張機能だ。前述のとおり、タブを多く開いていればそのぶんメモリの消費が激しくなるため、Chromeだけでなく、ときにはシステム全体に負荷がかかってしまう。開いたタブを放置しっぱなしのずぼらな人でも、Tab Wranglerを使えば自然にメモリ節約ができる。Tab Wranglerの初期設定では、最後にタブを操作してから7分間そのタブを操作しないと、自動的に閉じられるようになっている。閉じたタブはメニューからすぐに再表示できる点が便利だ。

拡張機能名：Tab Wrangler
カテゴリ：仕事効率化
URL：https://chrome.google.com/webstore/detail/egnjhciaieeiiohknchakcodbpgjnchh?utm_source=chrome-ntp-icon

Tab Wranglerのボタンには現在開いているタブの数が表示される。クリックすると表示されるポップアップの「Tab Corral」には、自動的に閉じたタブが一覧表示される。ここで目的のタブをクリックすると再表示できる

「Tab Lock」では、現在開いているタブの中から、自動的に閉じてほしくないタブにチェックを入れてロックできる。またここでは、自動的に閉じられるまでの時間を確認することもできる

「Options」では、タブが自動的に閉じられるまでの無操作時間を指定できる。また、開いているタブが指定した数を下回った場合、自動的にタブを閉じないように設定することもできる

●Gmailユーザー必携、リアルタイムで未読メール数をチェックできる

　「Google Mail Checker」は、Gmail受信トレイに届いたメールの未読件数をアドレスバーに表示するシンプルな拡張機能だ。特にGmailをメインのメールとしているユーザーにとっては、メールが届き次第リアルタイムで通知してくれるので、大切な用件にレスポンスが遅れるといった不測の事態を防ぐのに役立つことだろう。

拡張機能名：Google Mail Checker
カテゴリ：ソーシャル&コミュニケーション
URL：https://chrome.google.com/webstore/detail/mihcahmgecmbnbcchbopgniflfhgnkff

アドレスバーのボタンにGmailの未読件数が表示される。ボタンをクリックすると、新しいタブでGmailの受信トレイを表示してくれるので、すぐにメールをチェックできる