標準電圧版プロセッサーを搭載したフルスペックモバイルPC!
第3世代Coreプロセッサーと高速SSD搭載でさらなる進化を遂げた「dynabook R732/W3TF」
2012年09月20日 11時00分更新
スリムボディに標準電圧版プロセッサーを搭載
dynabookのモバイルノート最上位モデル「dynabook R732」。薄型軽量ボディにUltrabookより優れた性能を搭載し、ビジネスユーザーを中心に人気のモデルだが、2012年夏モデルではCPUに第3世代Coreプロセッサー(Ivy Bridge)とSATA 6Gbps対応の高速SSDがあらたに搭載され、大きくパワーアップしている。
dynabook R732の2012年夏モデルの市販モデルは、搭載CPUやストレージデバイスがHDDかSSDか、また光学ドライブの搭載の有無などで全10モデルを用意。一方、東芝ダイレクトのWeb直販モデルでは、搭載CPUやSSD/HDDの違い、ソフトウェアの違いなどによって全12モデルが用意されており、大きく分けるとCore i7搭載の上位モデルとCore i5搭載の下位モデルに分類できる。
今回試用したのは、Web直販モデルのうち上位モデルとなる「dynabook R732/W3TF」(以下、W3TF)だ。CPUは、第3世代CoreプロセッサーであるCore i7-3520M vPro(2.90/3.60GHz)を搭載。もちろん、標準電圧版プロセッサーだ。また、CPUの変更に伴いメモリーもPC3-12800準拠のDDR3 SDRAM(DDR3-1600)となっており、CPUとメモリーの強化によって、Ultrabookを大きく凌駕するパフォーマンスを実現している。主な仕様は下にまとめたとおりで、メモリーは標準で8GB、256GBのSSD、13.3インチワイド液晶(1366×768ドット)を搭載。DVDスーパーマルチドライブも内蔵している。
試用機の主なスペック | |
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製品名 | dynabook R732/W3TF |
CPU | Intel Core i7-3520M(2.90GHz) |
チップセット | Intel QM77 Express |
メインメモリー | 8GB(最大16GB) |
ディスプレー(最大解像度) | 13.3型ワイド(1366×768ドット) |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵) |
ストレージ | SSD 256GB |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、WiMAX |
インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 2.0/eSATA共用端子、アナログRGB端子、HDMI端子、約130万画素ウェブカメラ |
カードスロット | SDカードスロット、Express Card/54スロット |
バッテリー駆動時間 | 約13時間 |
本体サイズ/重量 | 約幅316×奥行き227×高さ18.3~26.6mm |
重量 | 約1.41kg(標準バッテリーパック装着時) |
OS | Windows 7 Professional SP1(64bit/32bit選択可能) |
直販価格 | 16万9800円 |
(次ページ、「SATA 6Gbps対応の高速SSD搭載」に続く)