コンパクトでも妥協しない、ハイスペック機!

Core i7-3770K搭載でISRT対応の「LUV MACHINES Slim iSシリーズ」

文●エースラッシュ

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BTOで好みの構成を追求できる幅広いラインアップ

 「iSシリーズ」には、安価に購入できるエントリー構成モデルとしてCore i5-3570Kを搭載した「Lm-iSZ460B」と、Core i7-3770Kを搭載した2モデルがある。上位2モデルのうち、ハイスペック構成とされている「Lm-iSZ460X」は、グラフィックス機能としてNVIDIA GeForce GT640を搭載している。今回試用したのは、この間にあたるスタンダード構成の「Lm-iSZ460S」をベースに、SSDとHDDを搭載した「Lm-iSZ460S-ISRT」だ。

 もちろん、BTOでグラフィックスカード等を追加したり、構成を変更することはできる。当然ケースもそれに対応した作りだ。ケースには手回しネジは採用されていないためドライバーを使う必要があるが、BTOに対応するマウスコンピューターの製品らしく、内部はひろびろとアクセスがよい。中央部にはグラフィックスカードを支えるバーも用意されている。

 光学式ドライブは標準構成の場合DVDスーパーマルチドライブだが、ブルーレイディスクドライブの選択も可能。コンパクトなケースながらHDDとSSDを両方搭載することができるが、この場合は選択に工夫がいる。単純にSSDをプライマリドライブとして使い、データ保存するためにHDDを別積みするという考え方の場合には、標準モデルに対してBTOオプションでSSDを追加することになる。SSDとHDDを一体化して扱う「インテル・スマート・レスポンス・テクノロジー」対応にするならば、「SSD+HDDモデル」の方を選択しなければならない。

 このほか、Microsoft Office Personal 2010プリインストールモデルや、OSなしモデルなど、ユーザーの好みに合わせた選択ができるのも魅力的だ。

内部中央にはグラフィックスカードを支えるバーが用意されている

メンテナンスがしやすく、エアフローを妨げないすっきりとした構造だ

SSDとHDDの両方を搭載可能

メモリスロットには余裕があり、最大32GBまで搭載できる

OSはWindows 7 Home Premium 64ビット版で、セレクタブルOSメディアが付属