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夏恒例「親子パソコン組み立て教室」を覗いてきたよ!

文●林 佑樹

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マウスコンピューターは、夏休みシーズンに「親子パソコン組み立て教室」を開催している。今回は3回目にあたり、全国の小学校6年生のボーイ&ガールたちを対象に応募を受け付け、応募のなかから21組の親子が選ばれた。長野県周辺だけでなく、神奈川や沖縄といった遠くからも旅行がてらに訪れる親子もいたほど、広く知られるようになったイベントだ。

 今年は新しい試みとして、組み立てるPCの構成を参加者が選び、工場内に保管されているパーツから自らの手でピックアップまでしてしまうというアクションを取り入れている。BTO中心に規模を拡大してきたマウスコンピューターらしい動きといえるだろう。

開校のあいさつからスタート

 会場は長野・飯山市にあるマウスコンピューター飯山工場。かつてはiiyamaの本拠地であったが、現在では同社の生産拠点になっている。冒頭の挨拶では、同社代表取締役社長の小松永門氏、飯山市副市長の月岡壽男氏が登場し、選ぶ・作る楽しさを知ってほしいと強く語っていた。また飯山市サイドからすれば、産業のひとつでもあり、また飯山市を知ってもらうチャンスでもあり、副市長のトークは飯山市の魅力を語る内容が多かった。

マウスコンピューター代表取締役社長の小松永門氏も東京から飯山まで直々に訪問

飯山市副市長月岡氏。本教室を飯山市を知ってもらうにいい機会と発言していたので、次回はもっと大規模になるかも?

訂正とお詫び:公開時ゲストのお名前に誤りがあったため修正しました。(8月2日)

参加者全員で記念撮影。若々しいのう……

工場内見学はビデオで(お休みの日だったので)。といっても、普段は目にしない光景ばかりなので、ガールも真剣に見入っていた

 ともあれ、小学6年生のボーイ&ガールたちからすると、PCは当たり前にあるもので、世代でいえばデジタルネイティヴだ。編集部としては、初の組み立てにどう苦戦するのかが気になるところだ。ちなみに取材をした午前の部は、全員ノートPCを選択していた。午後部にはデスクトップPCを選択した参加者もいたそうだ。ノートPCのベアボーンというと、分解したことのある読者ならばわかると思うが、デスクトップよりも作業スペースが細かく、かつヒートシンクや無線LANユニットの搭載など、デスクトップに比べると難易度が高い。そういうこともあってか、親子一組ごとに女性スタッフがサポートにつくという形で進行することになった。

組み立てをサポートするおねーさまがた。普段から工場でPCを組み立てているプロである

こんな感じに、一組にひとりのスタッフが付く形になった

パーツのピックアップ!!

 工場内を実際に移動して、必要なパーツを集めていくところからスタート。構成はすでに登録済みなので、シートにある情報を元に工場場内をウロウロするというわけだ。なお、お父さん方は妙に工場に興奮していたような……気がしないでもない。筆者は普通に工場にwktkしていたのだが。

ピックアップのため倉庫に向かう

ピックアップの流れを説明する「校長先生」

 さて、ピックアップ時のヒントになるのは型番のみ。女性スタッフの「こちらでーす」と真ん前に案内されるも、該当のパーツを発見できないというシーンが散見された。ノートPCなのでファンやらPCIスペーサーなどはないので、まだ楽なほうだと思われるが、デスクトップだったら大変だったんじゃないだろうか……。それはさておき、順調にピックアップを終えて、実際の組み立て工程同様にマスウコンピューター側の管理システムに製品を登録。次はいよいよ組み立て開始だ。

メモリや無線LANユニットなど、パッケージングされていない製品については、ちゃんとスタッフが持ち方を教授していた。すっかり慣れてしまい、端子を平然と触るようになった筆者なのですが、なんていうかごめんなさい

工場内の様子。段ボールが積み重なっているだけで、型番情報は小さめに表記されているため、初見でスムーズに探すのは困難だと感じた

案の定、パーツ探しに苦戦していたので、こんな写真を撮って楽しんでいた

無骨な空間とFガールはミスマッチで大変よろしい

デスクトップの場合は、ロープロファイル板金を探す必要もあり、より難易度は高くなる

ピックアップしたパーツを登録して、ピックアップ作業完了

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