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初歩から分かるBD活用講座第13回

録画の基本をおさらい!

ダビング、コピーワンス、AVCって何?

2012年08月18日 10時00分更新

文● 二瓶 朗(グラムワークス)

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レコーダーやパソコンのHDDに録画した番組は、消去しない限り残しておける。しかしそのままではHDDの容量を圧迫するし、その機器でしか再生できない。また、HDDは光ディスクに比べて信頼性が低いメディアで、故障すればデータが永久に失われてしまうこともある。ということで、将来的に残しておきたい録画番組は、BDにアーカイブしておくと安心だ。

 今回はレコーダーに録画した番組をBDに焼く方法について解説していこう。機器によっては、番組録画の際に直接BDへ書き込むことが可能なことも少なくないが、ここではいったんHDDに録画保存した番組をBD-R/REに保存することについて解説する。

録画番組をBDにダビングする

 HDDに録画保存した番組は、書き込み可能なBD-R/REに「ダビング」することができる。機器によって操作方法は異なるが、基本的にはメニューから「ダビング」を選択すればいい。

民生用BDレコーダー(REGZAブルーレイ DBR-Z110)でのダビング操作

 ただし「ダビング」といっても、録画番組をBDメディアに無制限で複製できるわけではない。一般的に、地デジ番組、BSデジタルの無料番組を録画した場合には「ダビング10」の制限が、BSデジタルの有料番組やスカパー!など110度CS放送のほとんどの番組を録画した場合は「コピーワンス」の制限がある。

 ダビング10は、9回まではHDDからBDへの録画番組のコピーが可能だが、10回目に同様の操作をするとムーブ、つまり録画番組をBDメディアへ書き込むと同時にHDDから消去されることとなる。コピーワンスはBDへのダビング操作を行なうと、その時点でHDDから録画番組が消去されることとなる。ダビング10の9回のコピーがないと思えばいい。

 BDメディアへのダビングは、放送時のハイビジョン画質(1080i)で録画したDR(TS)画質そのままでダビングできるのが最大の特徴。残しておきたい録画番組を劣化させることなく保存できるのだ。

 また、BDメディアの容量(コラム参照)と保存したい録画番組の長さの兼ね合いから、画質を調整してダビングすることも可能だ。画質の変換設定は各機器で異なるが、ハイビジョンの解像度を保ったままBDへ保存したいならAVCと呼ばれる形式でビットレートを落としてBDメディアへ保存するのがオススメ。

 AVCとは、デジタル放送で用いられているMPEG-2より、圧縮効果の高いMPEG-4/AVCの略。画質の劣化を最小限に抑えつつ、MPEG-2の1/2、1/3…1/15程度までデータサイズを小さくできる。

 しかし、BDへ録画番組を保管するという目的であれば、やはり無劣化のDR(TS)画質で録画してそのままの画質でダビングすることをオススメしたい。

画質を変更してダビングが可能。「そのまま」ならDR画質のままダビングができる

 なお、ダビングの速度は、画質の変換を行なわずにそのままダビングするのがもっとも高速となる。その場合の速度は、BD機器に内蔵されたBDドライブの書き込み速度と、BDメディアの対応速度によって決まる。たとえば地デジハイビジョン番組をDR(TS)画質で3時間録画して、4倍速でBD-R(1層・25GB)にダビングすると、約23分程度の書き込み時間が必要となる。画質を変換しながらダビングする場合は、内部で録画番組を再生しつつ変換して書き込みを行なうため、ダビングには元の録画番組の時間と同じ時間が必要となる。たとえば1時間番組なら約1時間が必要ということとなる。

画質を変更してBDにダビングすることもできるが、書き込み完了には時間がかかる

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