携帯ゲーム機のような豊富なボタンを備える、ゲームに特化したAndroid端末「S5100 豪華版」が東映無線ラジオデパート店で販売中。価格は1万円でお釣りがくる9980円で、メーカーはこの手の端末を得意とする中国のJXD。
携帯ゲーム機さながらのスタイルが特徴のゲーム特化型Android端末に新モデルが登場した。5型サイズの液晶ディスプレー(800×480ドット)を採用し、大きさは「ニンテンドーDSi LL」の下半分をやや大きくしたような印象。“DSライク”な十字キーや丸みを帯びたボタンのほか、アナログスティックを搭載している。
方向キーやアナログスティック、「START」ボタンなどはOS操作やブラウザー操作に使用できるため、通常のタブレットとは一風変わったスタイルで使用できる。ただし「A」「B」「X」「Y」などのゲームボタンは通常操作では反応せず、フルに活用するにはエミュレーターアプリなどが必要になりそう。ただしショップ側では「エミュレータ機能は保証対象外」としているため、ユーザー側で問題のない活用方法を探さなければならないことは覚えておこう。
主なスペックは、CPUにCortex-A9ベースの「AML8726-M3 1GHz」、DDR3 512MBのメモリー、4GBのストレージを実装する。外部ストレージは最大32GBのmicroSDHCに対応、フロント30万画素、背面200万画素のカメラを備える。液晶ディスプレーは5点マルチタッチ対応の静電容量式タッチパネルで、搭載OSはAndroid2.3。
本体サイズは幅187.0×奥行き92.5×高さ15.0mmで、重量は230g。IEEE 802.11b/g/nの無線LANに対応する。バッテリー容量は5型モデルでは大容量の3400mAhを搭載し、ショップによれば「6、7時間ほどのゲームプレイが可能」とのこと。長時間安心してゲームに没頭できるのは嬉しいところだ。
