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GTセパン戦・マレーシアの旅に便利すぎたモバイルルーター

2012年07月10日 12時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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マレーシアでの使い勝手は!?

 クアラルンプール市内、ホテル、セパンサーキットと、渡航中はひたすら使い倒してみたが、印象としては日本の3Gほど速くはないが、Twitterなどのテキストベースのやりとりならあまりストレスは感じない。ただし、Instagramを始めとする画像ベースのサービスはかなりキツイ。また、人がたくさん集まるところも苦手だ。特にサーキットではブチブチ途切れてしまい、Twitterの投稿もままならない状態だった。なお、セパンサーキットで速度テストしてみたので、参考にしてもらいたい。

サーキットはもちろん、ホテルの中や周辺の飲食店街、クアラルンプール市内や空港など、モバイルバッテリーを繋いでほぼずっとルーターの電源を入れっぱなしだった。快適に使える場所とそうでない場所がハッキリしていた

セパンサーキットのプレスルームにて。もともと有線LANが用意されていたので、取材時はそちらで対応。イベント広場など人が大勢いるところでは、回線が遅いどころか途切れることが頻発した

マレーシアの象徴、ペトロナスツインタワーの中で計測。平日だったので人は少なかったのだが、速度はあまり出なかった

最後にクアラルンプール空港で計測。空港の無料Wi-Fiはまったく繋がらなかったので、このくらいの速度でも十分役に立った

 なお通信制限だが、テレコムスクエアの場合、欧州周遊タイプで直近を含む3日間で450MBを超えた場合、利用制限がかかる。他のタイプでもネットゲームや巨大ファイルのダウンロードなど、短期間で大量のパケット通信をすると制限がかかることがあるので、注意しよう。

 モバイルルーターの例に漏れず、連続して使い続けているとバッテリーの消耗が激しい。モバイルバッテリーは必須なので、準備しておいたほうがいいだろう。今は現地のコンビニでも急速チャージャーなどが購入できるので便利だが。筆者はいつも9000mAhのモバイルバッテリーを持ち歩いているので、あまり心配はなかった。バッテリー切れを気にしつつ使うのもストレスが溜まるので、大容量モバイルバッテリーも携行するといいだろう。

 帰国後は借りた場所に返すだけというお手軽さである。時間外に帰ってきた場合、返却BOXに投入することもできるし、郵送で返却することもできる。

 レンタルモバイルルーターは、どれだけパケットを使っても金額は一定(使わなくても一定)、各キャリアのローミングプランより格安、インストールなどの作業がないためお手軽と、かなりのメリットがある。余談だが、去年プライベートでマレーシアに行ったのだが、そのときはホテルに無料のネット回線があるとの触れ込みを信用して、何も契約しなかった。しかし、ホテルについたらネット回線はダウンしており、すぐ元に戻ると言うわりには筆者の滞在中(4日間)はまったく回復しなかったので、結局スマホのローミングを使ったのだった……。このような経験から、リスク分散という意味でも、モバイルルーターのレンタルを勧めたい。

 これから海外旅行の予定がある、もしくは来年セパンにミクZ4の応援に行くなどの予定があるなら、ぜひ旅行計画のひとつに加えてみてほしい。

せっかくの海外旅行、通信費を抑えて、おいしいご飯やエンターテイメントにお金を使おう!

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