17.3型ワイドの大画面で高画質映像を楽しむ
17.3型ワイドの液晶ディスプレーは、さすがに広々としている。最大解像度は1600×900ドット(アスペクト比16:9)で、描画は非常に美しい。省電力LEDバックライトを採用しており、かなり明るく鮮やかに見えるディスプレーだ。
dynabook Satellite T772/W5TF(Core i7) 2012夏モデル Webオリジナルのポイントは、こういったハードウェアスペックに加えて、動画の高画質再生を行なう「超解像技術<レゾリューションプラス>」もサポートしている点だ。これは、インターネット上からダウンロードした映像やホームビデオで撮影した映像、あるいはDVDコンテンツなど、SD解像度の映像をハイビジョン画質に自動変換して再生してくれる技術だ。
また、光学式ドライブとしてはBDXL対応Blu-ray Discドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能対応)を搭載。世界有数のオーディオブランドを有するハーマン・インターナショナル社(Harman International)と東芝が共同開発した、harman/kardonステレオスピーカーとともに、BDコンテンツはもちろん、DVDなどこれまで集めてきた映像を高音質で楽しめる。BDXL対応なので、ビデオカメラやデジタルカメラで録りためた大量/大容量のデータをバックアップしておきたいといったニーズにもバッチリ応えてくれる。
第3世代Core i7&GeForce GT630M搭載!
CPUは、第3世代の4コアプロセッサー「Core i7-3610QM」を搭載しており、メモリーは8GB(最大16GB)。HDDの容量は750GBだ。グラフィックス機能としてNVIDIA GeForce GT630Mを搭載、映像処理にも期待できる。動作もキビキビしていて好印象だ。またdynabook Satellite T772/W5TF(Core i7) 2012夏モデル WebオリジナルはNVIDIA Optimusに対応しており、グラフィックスの負荷に応じて自動的にGeForce GT630Mと、CPU内蔵のIntel HD Graphicsを自動的に切り替えてくれる。これによって優れたパフォーマンスを維持しながら、消費電力を抑えられるのだ。
ベンチマーク結果は以下表のようになった。Windows 7の快適さの指標となる「Windows エクスペリエンス インデックス」が好成績なのはもちろん、どのベンチマークでもプロセッサーやグラフィックス関連で好成績を叩き出しているのが分かる。最新ゲームや家庭レベルでの映像編集などには十分対応可能だろう。