高級感を備えたシンプルデザイン、使いやすさを追求したモデル
東芝ダイレクトの「dynabook Satellite T772/W5TF(Core i7) 2012夏モデル Webオリジナル」は、最大解像度1600×900ドットの17.3型液晶ディスプレーを採用した大型マシンに、第3世代の4コアCPU「Core i7-3610QM」を搭載している。
コンシューマー向けの店頭販売モデルには17.3型という大画面を採用したものはなく、法人向けモデルには一応存在するものの、スペックはCore i5どまりだ。しかも、東芝ダイレクトのクーポンを適用することで、リーズナブルな価格で購入できる。つまり、普通に購入できるものより大画面でハイスペックな、お買い得モデルなのだ。
まずは外観を確認しよう。dynabook Satellite T772/W5TF(Core i7) 2012夏モデル Webオリジナルは、東芝のノートPCらしいデザインで、全体的にシンプルな仕上がりだ。ボディカラーはダークシルバーで、アルミ素材のトップカバーやパームレスト部にはヘアライン加工が施されている。トップカバー中央には東芝のロゴが入っており、ここも鏡面加工した表面にななめのラインが刻まれている。
キーボードやタッチパッドの表面も含めて、手が触れる部分で完全に平滑な部分がない。ガンガン使っていても汚れがつきにくく、それでいて見た目も美しいという作りだ。ピアノ塗装の場合、見た目は美しくても使っているうちに指紋や掌紋がべったりとついてしまうため、この仕上げはうれしい。
テンキーつきのアイソレーション(浮き石型)キーボードは、キーピッチ19mmと十分で、Enterキーとテンキーの間にはきちんと余裕もある。キータッチはやわらかい。キータッチがあまり強いと、キーボードのたわみが気になるかもしれないが、dynabook Satellite T772/W5TF(Core i7) 2012夏モデル Webオリジナルの場合は手に負担がかからないよう配慮されているという印象だ。
「ジェスチャーコントロール付きクリックパッド」(タッチパッド)は非常に広い。一体化されているクリックボタン部分まで含めると、実測で幅約112×奥行き78mmもあり、広々と使える。マウスを接続せずにクリックパッドだけで操作をしてもよさそうだ。