6月21日、インターコムはPCの節電や節約を支援するソフトウェア「Ultra EcoPC(ウルトラ エコピーシー)」を発表した。
Ultra EcoPCは、昼休みのPCを自動でスリープ状態にするなど、スケジュールに登録した省電力設定の実行によるPCの節電、HDDの故障検知、プリンターのインク節約などの機能を提供するソフトウェアだ。
PCの節電は、モニターやHDDの電源オフ、あるいはスリープ状態への移行などPCの通電状態を管理することで実現する。スケジュール機能により時間帯に応じた節電設定で運用できるため、オフィス全体で電力消費の激しい時間帯については節電効果の高い設定で運用するなど、ピークシフトの実現に向けた電源管理が行なえる。
さらに、月単位で消費電力量、CO2排出量、電気料金が表示されるため、節電の効果を具体的な数値で確認可能だ。同社の測定環境では、本商品の使用前と比べて約17%のPC節電を実現したという。
HDDの故障検知は、「S.M.A.R.T.(HDDの自己診断技術)」の値をベースに、独自の故障監視アルゴリズムでHDDの故障日を具体的な日付で予測する機能。現在の劣化状況をわかりやすく表示し、また、HDD交換の目安として利用することで、大切なデータの損失予防に役立てることができるという。
価格は、5ライセンスパックで1万1200円、10ライセンスパックが2万1000円など。