その道に詳しいASCII.jpの編集者が、独自の視点によって読者の夏のお買い物をサポートする企画。第2回のテーマは「節電」。ここではASCII.jpライフスタイル向上委員会(仮)による座談会形式で製品を紹介していく。
今年は原発停止や電力値上などが話題になっており、夏に向けて本格的に節電を意識している読者も多いはず。今回は各メンバーにおススメの節電製品・節電グッズを紹介してもらったので、ぜひ今後の参考にしてもらいたい。
そもそも電気代知ってる?
── 今日は節電について話し合ってもらうわけですが、まず最初にみなさんの自宅の電気代っていくらぐらいなんでしょうか?
後藤 マシンつけっぱなしにしているので月1万5000円とかいきますね。普通のデスクトップなんで。
村山 僕もデスクトップ動かしっぱなしだから、おそらく1万円はいってる。
盛田 うちは7~8000円ぐらいっすかね。
小林 やっぱパソコンは電気食いますよね。自作PC用の電源は700Wとか1000Wとか言ってますけど、逆にいうと電源をそれだけ食うってことだから。CPUのくせに単体で95Wも食うんだから。ちなみにうちは5800円ぐらいです。6000円いかない。
後藤 単に自宅に帰ってないだけでしょ(笑)。
盛田 小林さんちといったら、オーディオの嵐なわけですよね。プラズマテレビあるわ、スピーカーあるわ。それでそれしかいかないってすごい。
小林 うち基本的に暖房つけないし、クーラーも付けないんで。
大谷 そもそもテレビの消費電力とか言うけどパっと即答できる奴いるの? みんな自分の電気の使用量ってちゃんと調べてないんじゃないかなっていう気がする。だからダイエットとかと同じで、そういう電力の見える化をするところから節電は始まるのかもしれない。
── そんな人に盛田さん紹介の「はやわかり」という商品はどうでしょう。
盛田 これは確かブレーカーに直挿しできるんですよね。家全体の消費電力が見られるのと、あとPCに接続して電力管理ソフトみたいのに直接転送して、それを毎月毎月家計簿みたいにしてつけてくれるって。
はやわかり(リーンエナジー)
ブレーカーに送信機付き電流センサーを取付けることにより、変化する電力値をメインモニターへ表示してくれる。計測後モニター本体をUSB接続でPCにつなぐと、専用ソフトで利用電力量を解析することも可能。
■Amazon.co.jpで購入
大谷 いいですね。主婦はこういうのがあると燃えますよね。
── 公式サイトの製品ページに書いてある購入者の声にも60代女性の「電気ポットやオイルヒーターがこんなに電気を使用しているとは思いませんでした。『はやわかり』を購入したことで節電の意識がかわりました」って意見が載ってます。
後藤 でもこれ家にいたら、電気の使いすぎで怒られるかもしれないじゃないですか。
金子 昨日電気をつけっぱなしだったから来月は小遣い100円引き!みたいな。
── 同じく見える化の話でいうと林さん紹介の「iDenkiMeter」というアプリがありまして、メーターの数値を使ってバトルするそうです。
iDenkiMeter
電気メーターをチェックし使用量をiPhoneに入力すると、算出した時間あたりの消費電力を専用サーバーを介し「戦闘力」に変換してくれる。遊びながら節電できる無料アプリ。
村山 これ電気を多く使っている方が強かったりしたら、大変なことになりますね。環境にとってむしろ害悪。
大谷 確かに(笑)。でも女性は単純に数値化するだけでいいかもしれないけど、男性の場合はゲームとかにする方が燃えるかもしれないよね。
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