ソニーは、4月21日にヘッドフォン新製品9機種を一斉に投入。新たに家の中でくつろいで音楽を聴くための「MA」シリーズが登場する。
リラックスして音を楽しむ「MA」シリーズ
「MDR-MA900」
オーバーイヤー型ヘッドフォンのMAシリーズは5製品を投入。最上位モデルとなる「MDR-MA900」（希望小売価格3万975円）は、ハウジング部だけでなくイヤーパットとハウジングの間にも空間を設ける「フルオープン型」のヘッドフォン。
70mmという大型のドライバーユニットを搭載。頭を包み込むような音を再生できる
音がこもらず、頭を包みこむような自然な広がりのある音を再生でき、かつ装着感も解放的になる。ドライバーは70mmという、民生用ヘッドフォンとしては世界最大のユニットを採用し、5～40000Hzという広レンジの音を再生できる。
低音を中央部に集約する音響抵抗部材がドライバーユニットを包む
さらに、音響抵抗部材を使って低音をドライバーユニットの中心部に集中させる内部構造により、密閉型ヘッドフォンに劣らない低音再生が可能。音質のばらつきを抑える「インピーダンス整合回路」を採用する。
「MDR-MA500」（左）と「MDR-MA300」（右）
「MDR-MA500」（希望小売価格9975円）と「MDR-MA300」（同4935円）は、40mmドライバーを採用するオープンエア型ヘッドフォン。どちらも耳の形状に合わせてドライバーユニットの角度を調整できる「フレキシブルイヤーフィットメカニズム」を採用。MA500は高磁力のネオジウムマグネットを採用し、音の解像感を高めている。
「MDR-MA100」（左）と「MDR-MA102TV」（右）
「MDR-MA100」（希望小売価格2468円）「MDR-MA102TV」（同3675円）も、40mmドライバーを採用するオープンエア型ヘッドフォンだが、MA500/300と異なりフレキシブルイヤーフィットメカニズムを採用しない。
MDR-MA102TVはケーブルの途中にリモートコントロール用の操作ボタンなどがある
102TVはボリュームを手元で行なえるリモコンを搭載。さらにケーブルも5mと比較的長く、テレビ視聴に最適だという。
