5.3型という画面サイズに加えて、ペン操作にも対応するという新しいジャンルを作り、世界的なヒット商品となっているサムスン電子の「GALAXY Note」が発表された。発売は4月6日を予定している。ASCII.jp編集部では、ほぼ製品版と言えるテスト機を試用する機会に恵まれたので、簡単だがその中身を見ていく。
まずはスペックを整理しよう。画面サイズは前述したように5.3型。「HD SUPER AMOLED」と名づけられた有機ELディスプレーで、解像度は800×1280ドット。縦横比はイマドキのスマホの画面の中では若干横長である。カメラは約810万画素で手振れ防止機能を搭載。インカメラも約196万画素となかなか高性能。グローバルモデルなので、国内ユーザー向け機能は搭載しないが、ワンセグは視聴可能で、さらにNFCも搭載する。
CPUは1.5GHz動作の「Snapdragon APQ8060」(デュアルコア)。CPUの性能からもわかるように画面解像度が高くても、操作感は快適そのものだ。データ通信ではドコモの高速サービス「Xi」に対応。バッテリー容量は2500mAhとこちらもスマホ離れしたものだ。さらに最近のドコモ端末同様に、Wi-Fiテザリングにも対応している。
となると、テザリング機能利用時のバッテリー駆動時間が気になる。そこで本機経由でノートPCをインターネットに接続し、ウェブブラウズやメールのチェック、仕事用データのダウンロードと、LTEエリア内で1時間にわたって比較的ヘビーに利用したが(下りは10Mbps程度が出る環境)、バッテリーの減りは約15%。画面さえ消していれば、まずまず期待できそうな数値だ。
これはやっぱりスマートフォン
画面が大きいだけのメリットは確実にある
とはいえ、GALAXY Noteで最も注目されるのはやはりその大きさだろう。本体サイズはやはり約83×147×9.7mmと絶対的にデカい。しかし、GALAXY Noteが従来のスマートフォンとは別ジャンルの製品と呼ぶべきか?(小型タブレットと呼ぶべきものなのか?)と問われると、そうでもないんじゃないかなとも感じている。
確かに持ち替えなしでの片手操作は困難だが(不可能なわけではない)、そのこと自体は最近人気の4.5型前後のスマートフォンでも基本的に同様。また男性であれば、スーツの内ポケットにも、ジーンズの前ポケットにも問題なく収まる。本体重量も約184gとサイズの割には案外と重くないので、これまでのスマートフォンと全然違うスタイルで使う必要がある……というわけでは決してない。
一方で、画面サイズの大きさがスマートフォンを利用する上で、さまざまなメリットがあるのはスマートフォンユーザーなら比較的容易に想像できるだろう。特に文字やPC向けウェブサイトの見やすさは印象的だ。文字の見やすさという点では、GALAXY Noteの有機ELディスプレーの性能もある。青みがかった発色のGALAXY S IIなどと比べても進化しているのか、ずっと自然で液晶に近い感じを受けた。
もちろん本体サイズについては、手の大きさや使い方次第で、個々人で感じ方が違ってくる部分もあると考えられる。女性などの場合、やっぱり大きすぎるという判断も当然考えられる。いずれにせよ、まったく使ってみずに「大きすぎるからダメ」と判断してしまうのはもったいない。
ちなみに、実際に使ってみないと、GALAXY Noteの良さは伝わりにくい……というのはサムスン電子側も理解しているようで、「GALAXY Note Studio」と題して、全国主要都市150ヵ所以上の会場で、実際にGALAXY Noteに触れられるイベントの開催を予定している。販売店の店頭やこういった機会を利用して、まずは本機を試してみることをオススメしたい。
| ドコモ「GALAXY Note SC-05D」の主なスペック | |
|---|---|
| メーカー | サムスン電子 |
| ディスプレー | 5.3型有機EL(HD Super AMOLED) |
| 画面解像度 | 800×1280ドット |
| サイズ | 約83×147×9.7mm |
| 重量 | 約184g |
| CPU | Snapdragon APQ8060 1.5GHz(デュアルコア) |
| OS | Android 2.3 |
| Xi対応 | ○ |
| 3G最大通信速度(下り/上り) | 14Mbps/5.7Mbps |
| カメラ画素数 | リア:約810万画素CMOS/イン:約196万画素CMOS |
| バッテリー容量 | 2500mAh |
| テザリング | ○ |
| NFC | ○ |
| FeliCa | × |
| ワンセグ | ○ |
| 赤外線 | × |
| 防水 | × |
| Qi | × |
| 連続待受時間 | 約310時間 |
| 連続通話時間 | 約430分 |
| カラバリ | Ceramic White |
| 発売時期 | 4月6日 |













