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ペット監視から本格防犯用途までドンと来い!なウェブカメラ

多機能防犯カメラをスマホで操作!? ネットキュリーIPカメラ登場

2012年04月09日 11時00分更新

文● 行正和義

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通報システム構築はメーカー任せで安心!

 たとえ多機能であっても、自力でサーバーを借りたり、自宅サーバーを用意する必要があるというのでは、導入までのハードルが高すぎる。この点ネットキュリーは、サーバーから設定クライアントまですべてメーカーで用意しているので、気軽に多機能を使いこなせるというわけだ。

 導入時の設定としては、家庭内・社内のネットワークに接続した後、メーカーサイトから製品登録すればDDNSサービスを無料で利用可能となり、サイトから得られるグローバルIPアドレスによってウェブブラウザーやスマートフォン(AndroidもしくはiOS採用機種)のアプリ(いずれも無料)で接続できる。

ウェブブラウザー上での操作画面。VGA画質だが、解像感は思った以上に良好

 IPアドレスなど多くの部分を手入力する必要があるので、個人的にはセットアップの自動化・簡略化を希望したいところだ。とはいえ、説明動画を含む導入方法を記載した付属CD-ROMが同梱されており(オンラインマニュアルは同社サイトにも掲載されている)、一昔前のルーターを導入する際程度の労力で設定可能なので臆することはない。

 カメラはウェブブラウザーから操作する。シンプルな画面構成ながら、映像確認、カメラの操作、スイープ指定、音声モニターや話しかけが可能だ。また、付属ソフトウェアを使用することで、複数台の同時モニタリングにも対応する。

 VGA画質ながら解像感はかなり良好で細部も十分視認できる。PCのブラウザーから見ると動画はかなりスムーズ。もちろんスマホからの監視も当然可能だ。画面の明るさはビューアー側でも調整可能だが、カメラ側の自動露出でもかなりの明暗に対応できる。


ネットキュリー パン/チルト機能

 夜間は赤外線LEDライトを点灯することになるが、ライトで照らすと真っ暗闇でも5~6m程度先を視認できるようになるので、一般家庭の1部屋を見渡す程度ならば十分だ。ただし、赤外線LEDライトの配光がやや中央寄りなためか、周辺は若干暗くなってしまう。

赤外線LEDライトを点灯したところ。デジカメで撮影すると、かなり明るく見えるが、肉眼では赤い光が暗めに灯るのみだ

赤外線LEDライトを付けての撮影。ややモノクロ風の映像となる


ネットキュリー ナイトビュー機能

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