このページの本文へ

NST5110」と「NST5310」、「NST5510」の3モデルを提供

ネクサン、独自の階層化機能を搭載したNAS「NST5000」

2012年03月19日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 3月16日、米ネクサンの日本事務所はNASストレージシステム「NST5000ファミリー」を発表した。中堅・中小企業をターゲットとするミッドレンジクラスの製品で、「NST5110」と「NST5310」、「NST5510」の3モデルを提供する。

中堅・中小企業向けNASストレージシステム「NST5000ファミリー」

 NST5000ファミリーは、複数のSSD技術を用いたネクサン独自の「FASTier(ファスティアー)」を搭載し、透過的に動作。これにより、Hyper-VやXen、Vmwareなどによる仮想環境で実行されるアプリケーションを含むランダムなI/Oワークロードのパフォーマンスを最適なコストで実現するという。

 また、省電力機能として「AutoMAID(オートメイド)」を搭載する。これは、あらかじめ設定されたポリシーに基づき、アクセスのないディスクの回転を抑制および停止することで消費電力の最適化を実現する技術。ディスクバックアップなどの一般的なアプリケーションの消費電力を、最大85%削減するという。

 価格は、最小物理容量8TBのNST5110が202万円からなど。

「NST5000ファミリー」のラインナップ
NST5000ファミリーNST5110NST5310NST5510
FASTier SSDDRAM SSD 8GB
SLC SSD 100GB
DRAM SSD 8GB
SLC SSD 1400GB
DRAM SSD 8GB
SLC SSD 2800GB
最小物理容量8TB9TB9TB
最大物理容量62TB720TB1080TB
最大ドライブ数31台240台360台
最大Ethernetポート数1GbE×12ポート、10GbE×4ポート
ストレージプロトコルCIFS、NFS
メーカー参考価格(税別)202万円から653万円から955万円から

■関連サイト

カテゴリートップへ