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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第238回

寒い日に寄り添ってぬくぬくする猫たち

2012年02月17日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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正午を挟んだ2時間ほど、よく日があたる窓辺である。晴れた日は必ず「大五郎」が真っ先に来てここで寝ている(2012年1月 富士フイルム X10)

正午を挟んだ2時間ほど、よく日があたる窓辺である。晴れた日は必ず「大五郎」が真っ先に来てここで寝ている(2012年1月 富士フイルム X10)

 それにしても寒いですな。

 暑いときは涼しい場所を、寒いときは暖かい場所を見つけるのが猫のサガってもので、イイ日差しがある日は窓辺にまっしぐらである(冒頭写真)。行動がとってもわかりやすい。

 あまりにその場所を好むので猫用に座布団を置いているくらい。その上で気持ちよさそうにお昼寝する。

大五郎が気持ちよさそうに寝ていたので、かふかが無理矢理割り込みました、の巻。どんな格好で寝ても気持ちよさそうであります(2012年1月 ソニー NEX-5N)

大五郎が気持ちよさそうに寝ていたので、かふかが無理矢理割り込みました、の巻。どんな格好で寝ても気持ちよさそうであります(2012年1月 ソニー NEX-5N)

 たいていは「大五郎」が占領しているのだが、寒いときは「かふか」だってぬくぬくしたい。そういうときは無理矢理割り込む。かふかが割り込んでくると「ちっ」って顔をして別の場所へ移動するのがいつもの大五郎だが、寒いときはそうもいってられず、しぶしぶと添い寝を許すのであった。

 だがしかし、日は傾くのである。徐々に日は傾き、午後になるとここも陰になり、冬の低い陽射しは部屋の東の壁沿いに置いてあるソファを直撃するのだ。

 そうなったらソファーへそそくさと移動である。

ソファの端っこでほげーっとした顔で陽射しを堪能中。陽射しに顔を向けて寝るのは珍しいので、逃してはいけない(2012年1月 ソニー NEX-5N)

ソファの端っこでほげーっとした顔で陽射しを堪能中。陽射しに顔を向けて寝るのは珍しいので、逃してはいけない(2012年1月 ソニー NEX-5N)

 無造作に洗濯物とか書類とかが置いてあったりするけれども、もちろんそんなものおかまいなしである。

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