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写真で見るNRF 2012

店舗+デジタル=楽しい! 

2012年01月31日 09時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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リッチ化が進むキオスク端末

 キオスク端末をリッチ化する提案も盛んだ。インテルブースでは、Sandy Bridge世代のCPUの高い基本性能を生かした店舗用端末がいくつか展示されていた。例えばアディダスのシューズが並んだ端末では、3Dのモデルをグルグルと自由な角度に変えることができ、デザインの細部を確認できる。さらに、指先操作で、シューズのコンセプトや素性といったことも知ることができる。

インテルブースでは、高性能なCPUや3Dグラフィックスを活用したリッチなサイネージ・キオスク端末を提案

サイネージを利用したバーチャルなシューズのカタログ。3Dモデルを駆使しており様々な角度から商品を見られるほか、その歴史や商品の特徴などをタッチで簡単に呼び出せる

同じくインテルブースに置かれていたキオスク端末。裸眼3Dディスプレーを装備しており、より本物に近い形で商品の形状を確かめられる

 また家庭でも普及し始めた裸眼3Dディスプレーを利用して、より精緻なカタログを活用するデモも実施。表現の多彩さをアピールした。

商品の陳列棚をシミュレーションするデモ

大画面を活用することでより近いイメージを

 ちなみにリテール市場は地味な分野なので、グラフィックス性能の向上は無縁と思うかもしれないが、実は陳列棚の設計などシミュレーションが活躍する場面は多い。画面が大画面になることで、本当の店舗と同じサイズのモデルで検証することも可能になる。バーチャルで事前に試すことで、効率よい店舗運営が可能になる。

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