大容量バッテリーとワンセグの相性は最高
次にワンセグ。人によっては「いまさらワンセグをありがたがるなんて」と思うかもしれないが、筆者はこれまでケータイでもワンセグ搭載機を所有したことがなかった。元々テレビを見る習慣がないので、特にワンセグがなくても不便を感じなかったのだが、最近見たい番組がたくさんあるのに(主にレース関係)、家のテレビはゲームとDVD用のモニターと化しているため見られないし、そもそも会社にいる時間に目的のテレビ番組を見られないことが多く、仕事をしながら番組をチェックできるので、このワンセグ機能はとても助かっている(決して仕事をサボってこっそりテレビを見ているわけではない)。
特に今年は筆者が密着取材をしている「初音ミクZ4」が、レースで目覚ましい活躍をしており、GT専門番組でたびたび特集を組まれている。テレビが見られないため、見逃して来た日々とはもうオサラバだ。もうシーズンが終わってしまったが、来期に向けて準備万端である。
GALAXY S IIのディスプレーは解像度が高く、美しいSuper AMOLED Plusを採用しているため、正直なところワンセグの画質ではディスプレーの性能をを活かしきれない感じもするが、HD動画などを見る際には威力を発揮する。だが、いつでもどこでも長時間テレビを楽しめるのは大容量バッテリーを搭載しているGALAXY S IIならではと言えるだろう。また、GALAXY Sと比べてディスプレーサイズが4型から4.3型と、大きくなっているので、ワンセグだけでなく、ほかの動画ファイルなどもかなり見やすくなっている。
なお、ワンセグ機能がついているGALAXYシリーズの端末は、このGALAXY S IIだけだ。GALAXY Sも、GALAXY S II LTEも、GALAXY NEXUSもワンセグは搭載していない。スペック的にも申し分なく、まだまだ現役なのは間違いないし、ワンセグに魅力を感じる人には迷いなくGALAXY S IIをオススメしたい。