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Webディレクション最新キーワード第108回

JWDA

Webサイト制作の第一歩は目的とゴールの設定から

2013年10月25日 11時00分更新

高木 結/インサイドテック

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 ひとくちに「Webサイト」といっても、さまざまな種類があります。大きく分けると、商品を広く告知するための「プロモーションサイト」、企業の情報を伝える「コーポレートサイト」、インターネットを通じて商品を販売する「ECサイト」があり、ほかにもオンライン上でサービスを提供する「サービスサイト」、ニュースなどのコンテンツを発信する「情報サイト」などが挙げられます。

 さまざまなタイプのWebサイトがあるのは、Webサイトには必ず目的があり、発注するクライアントによって目指すゴールが違うからです。たとえば、特定の商品のプロモーションサイトであれば、商品の存在を多くの人に知ってもらうのがサイトの目的であり、最終的に購入してもらうことがゴールになります。

 Webディレクターには、Webサイトの目的を的確にとらえ、クライアントが目指すゴールまでの道筋を引いてプロジェクトを進行していく役割が求められます。

まず目的を明確にすることが重要

 Webサイトに目的があるとはいえ、現実にはクライアントから「何となく今のWebに満足していないので……」といった曖昧な注文を受けることがあります。作りたいサイトのイメージをクライアントが持っていたとしても、最終的にWebサイトで何を目指すのかがはっきりしないケースも少なくありません。

 発注者はそれなりの費用を投じてサイトを作るのですから、ほとんどの場合、何らかの目的を持っているはずです。そこで、Webサイトのプランニングフェーズでは、ヒアリングや打ち合わせを通じてクライアントからWebサイトの目的やゴールを引き出し、意識をすり合わせる必要があります。

 単に「プロモーションサイトを作る」のでなく、「誰に(何人に)」「何を」「どれぐらいの予算で」伝えたいのかを具体的に把握し、目的に合った最適なWebサイトを企画できるようにしましょう。

Webサイトの目的

目的を知ることは相手を納得させること

 「提案がまったくの的外れだった」という苦い経験をしたことはありませんか。大半は、目的を曖昧にして進んでしまったことが失敗の原因です。たとえば、Webサイトのリニューアルを依頼された場合、リニューアルによって「商品の売上を伸ばしたい」のか、「企業のブランド価値を高めたい」のか、それとも両方なのかによって、企画内容は変わってきます。

 ヒアリングによって具体的な目的を引き出せると、ぐっと相手を納得させられる提案ができるようになるでしょう。そもそもゴールが違っては、たとえ良い球だとしても点になりません。相手が目指すゴールに向かってボールを打てるようになりましょう。

著者:高木 結/インサイドテック

マーケティングおよびコンセプトメイキングからコミュニケーションの設計・制作を行なうクリエイティブカンパニー。「世の中にもっと笑顔を!」をスローガンに、Webを中心とする総合的なプロモーションのプロデュース、企業や商品のブランディング、ネットショップの開発運営、スマートフォン・ソーシャルプロモーション、プロダクトデザイン、自社サービスの開発など、枠に捕われない自由な発想で日々進化を続けています。

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