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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第6回

Windows Phone「IS12T」は買いなのか?

2011年09月29日 16時00分更新

文● ヤシマノブユキ

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 auから発売中の「IS12T」は世界初のWindows Phone 7.5搭載スマートフォン。前回から引き続き(関連記事)、後編ではWP7独自のUIである、メトロUIなどソフトウェア面での良いところ、改善点を検証する。はたしてこの端末、買いなのか!?

UIはiPhoneよりもiPhoneらしい!?

 鉄道の標識をモチーフにした「メトロUI」は白抜き文字で視認性が高く、屋外でも見やすい。バッテリー残量などを表示する上部ステータスバーは、ふだんは非表示で、タッチすると現われる。

 数秒して左端のアイコンから順番にスッと消え入る際のアニメーションに遊び心があり、どことなくiPhoneっぽさを感じさせる。ブラウザーのダブルタップによるズームもiPhone並みに正確で、iPhoneからの乗り換え希望者が多いという街の声も頷ける。

鉄道の標識のようなメトロUIが見やすい

ステータスバーのアイコンは、画面上部を軽く下になぞると現われる

いいとこ取りのスタート画面

 スタート画面には「ライブタイル」と呼ばれるアイコンが並ぶ。アイコンサイズは変更できず、1画面に表示できる数もiPhoneやAndroidと比較するとはるかに少ない。フォルダーでの分類もできないが、画面の上から下までほぼ一瞬でスクロールできる。好きなアプリを追加し、アイコンの数が増えたとしても一覧性は損なわれない。

 ライブタイルは新着メールなどの件数を動的に表示できるほか、対応アプリをインストールすれば最新の天気を表示できるなど、ホーム画面でさまざまな情報を確認するのに役立つ。iPhoneのバッジやAndroidのウィジェットの便利なところをうまく取り込んでおり、とても使い勝手がいい。

ホーム画面のカスタマイズ性はiPhoneより高く、Androidより低い。ウェブや連絡先のショートカットは貼れるが、ホームアプリの入れ替えやウィジェットには非対応。連絡先左下のピンをタップし、ホーム画面に貼る

「IS12T」の主要スペック
メーカー 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ
ディスプレー 3.7型液晶
画面解像度 480×800ドット
サイズ 約59×118×10.6mm(最厚部13.3mm)
重量 約113g
CPU Qualcomm Snapdragon MSM8655 1GHz
OS Windows Phone 7.5
カメラ画素数 約1320万画素CMOS
バッテリ容量 1460mAh
FeliCa ×
ワンセグ ×
赤外線 ×
防水
連続待受時間 約280時間
連続通話時間 約400分
カラバリ Citrus、Magenta、Black

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