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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第213回

熱海猫撮り紀行その3――夏と言えば子猫の季節!

2011年08月19日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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結局、5匹の子猫が釣れました

おやつで釣ってみた。三毛が先陣を切ってやってきて、匂いを嗅ぎ、美味しそうに食べ始める(2011年7月 パナソニック LUMIX DMC-G3)

おやつで釣ってみた。三毛が先陣を切ってやってきて、匂いを嗅ぎ、美味しそうに食べ始める(2011年7月 パナソニック LUMIX DMC-G3)

 猫用おやつの小袋を取り出してカサカサ音を立ててやると、みんなの目が一斉にこっちへ向く。

 その隙に中身を出してやる。まず人をあまり怖がらない三毛系がとことこやってきた。さすが目ざとい。

2匹目はしっぽふさふさ。でも彼が来たときはかなり減ってる。間に合うか(2011年7月 パナソニック LUMIX DMC-G3)

2匹目はしっぽふさふさ。でも彼が来たときはかなり減ってる。間に合うか(2011年7月 パナソニック LUMIX DMC-G3)

 すると、その様子を見ていた他の猫がそわそわしはじめる。続いてやってきたのが、しっぽふさふさ猫。

 恐る恐る近づいてくる。それを見て、これなら大丈夫そうだと他の猫もわらわらと這い出てきた。これで勢揃いっ。

 でも遅かったね。三毛としっぽふさふさが全部食べちゃった後でした。

餌に釣られて5匹の猫が勢揃い。みんなちょっとずつ模様や毛並みが違っていて面白い(2011年7月 パナソニック LUMIX DMC-G3)

餌に釣られて5匹の猫が勢揃い。みんなちょっとずつ模様や毛並みが違っていて面白い(2011年7月 パナソニック LUMIX DMC-G3)

 数えてみると総勢5匹。賑やかなもんだ。子猫と言うにはちょっと大きいので、生後半年くらいの“思春期猫”というところか。

 やはり夏は子猫の季節なのだ。

 一旦外へ出ちゃうと、あとは恐る恐るではあるが、逃げ惑わなくなる。よしよし。少し慣れてきた。

ちょっと場所を変えて違う角度から。しっぽふさふさがこっちを気にして、ちょっと逃げ腰。それにしても立派なしっぽだ(2011年7月 パナソニック LUMIX DMC-G3)

ちょっと場所を変えて違う角度から。しっぽふさふさがこっちを気にして、ちょっと逃げ腰。それにしても立派なしっぽだ(2011年7月 パナソニック LUMIX DMC-G3)

耳がピンと立っている横顔が、なんとなくエジプトっぽくてかっこいい(2011年7月 パナソニック LUMIX DMC-G3)

耳がピンと立っている横顔が、なんとなくエジプトっぽくてかっこいい(2011年7月 パナソニック LUMIX DMC-G3)

 この漁港、すぐ上を道路が走っているので事故に合いやすいらしい。クルマに轢かれたりせず、無事大きくなって、桟橋で切り身を食べられる大人になりますように。

 最後はカメラ目線をくれた三毛で。

わたしが近づいても余裕しゃくしゃくだった三毛。岩を利用してくつろぎ中(2011年7月 パナソニック LUMIX DMC-G3)

わたしが近づいても余裕しゃくしゃくだった三毛。岩を利用してくつろぎ中(2011年7月 パナソニック LUMIX DMC-G3)


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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイ ン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを探す日々。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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