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サンプルで学ぶjQuery Mobileまとめ(中編) (2/4)

2011年08月04日 11時00分更新

文●西畑一馬/to-R

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ヘッダー/フッターのカスタマイズ

 data-role="header、data-role="footer"で表示したヘッダー/フッターは以下のようにカスタマイズできます。

「戻るボタン」の表示 data-add-back-btn属性「true」

 ページ要素(data-role="page")にdata-add-back-btn属性「true」を指定すると、他のページから遷移してきたときに自動的に「戻るボタン」を表示します。

サンプル28[HTML]


<div data-role="page" id="page2" data-add-back-btn="true"> 
<画像>27.jpg

ページ遷移後に表示される「戻るボタン」

「戻るボタン」のテキストの変更 data-back-btn-text属性

 「戻るボタン」は、デフォルトでは「back」というテキストが表示されます。ボタンのラベルを任意のテキストに変更するには、ページ要素にdata-back-btn-text属性で表示したいテキストを指定します。

サンプル29[HTML]


<div data-role="page" id="page2" data-add-back-btn="true" data-back-btn-text="戻る">


<画像>28.jpg

「戻るボタン」のテキストは任意のテキストが設定できる

ボタンの追加

 ヘッダーには「戻るボタン」以外にも任意のボタンを表示できます。data-role属性「header」を指定した要素内にa要素を記述すると、ボタンとして表示されます。サンプル30では2つのa要素を追加し、それぞれの要素内に「home」「save」というテキストを記述してボタンにしています。

サンプル30[HTML]


<div data-role="header">
  <a href="#page2">home</a>
  <h1>ページ1</h1>
  <a href="#page2">save</a>
</div>


<画像>29.jpg

ヘッダーには任意のボタンを配置できる

 特に指定しない場合、1つ目のa要素がヘッダーのテキストの左側に、2つ目のa要素が右側に表示されます。ボタンを必ず右側に表示したい場合は、class属性「ui-btn-right」を指定します。

サンプル31[HTML]


<div data-role="header">
<h1>ページ1</h1>
<a href="#page2" class="ui-btn-right">save</a>
</div>


<画像>30.jpg

ヘッダーの右に配置したボタン

フッターにボタンを追加

 フッター内に配置したa要素も自動的にボタンに変換されます。ただし、初期値では余白などが反映されていないため、フッター要素の内側に新たな要素を作成し、class属性「ui-bar」を指定します。

サンプル32[HTML]


<div data-role="footer" class="ui-bar">
  <div class="ui-bar">
    <a href="#page2">Remove</a>
    <a href="#page2">Add</a>
    <a href="#page2">Up</a>
    <a href="#page2">Down</a>
  </div>
</div> 


<画像>31.jpg

フッターに配置したボタン

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