普段どおりに使っても節電できる
日本サムスン S27A550H
明るさセンサーを使った画面の自動輝度調整と、離席中の自動電源オフ機能を備え、意識せずにエコと節電に貢献できるのが特徴。
自動輝度調整による画面の明るさは動画鑑賞にはやや暗めだが、Webブラウズなどには問題ないレベル。自動電源オフ機能は熱感知センサーを応用したもので、離席後最短で5分後に電源オフとなる。感度には余裕があって、そのぶん誤動作が少ない。
実測消費電力量は自動輝度調整使用時の工場出荷状態設定で約28Wと、画面サイズを考えるとかなり少ない。なお、同オフ時は約38Wとなった。
ボディーはベゼルやスタンドの台座部分など透明パーツを多用し、ほのかに浮かび上がるようなイメージがある。スタンドネック部分と端子部分は2パーツのカバーになっており、内部にケーブルを通して背面をスッキリ見せられるのがいい。
パネル方式は非公開だが、斜めから見た時の画面の発色の変化や応答速度2msというパネル性能からTN方式と思われる。電源はACアダプターを使用。実測サイズ約90×25×35mm。
S27A550Hの主なスペック | |
---|---|
画面サイズ | 27型 |
解像度 | 1920×1080ドット |
液晶パネル | 非公開 |
入力端子 | HDMI×1、D-Sub15ピン×1 |
スピーカー | ―― |
サイズ | 幅648×奥行き258×高さ483mm |
重量 | 約4.3kg |
実売価格 | 3万6000円前後 |
シンプルに徹した超スリムモデル
日本HP L2201x
奥行き10mmという超薄型パネル採用する「L2201x」は、シンプルなフォトスタンド型のボディーが全体のスマートさを印象付けている。
パネル背面はサンドブラスト加工されたアルミ素材で、端子類がないこともあってか、液晶モニターとは思えないほどすっきりしている。艶消しで記されたhpのマークも誇らしげだ。
ただ、薄さを追求したせいか映像入力がDisplayPort 1基のみなのが気になるところ。MacBookなどでの使い勝手はよさそうだが、Windows機で標準とも言えるHDMIがないのは残念。
パネルには視野角の広い「MVA」(非光沢タイプ)を用いて画質にもこだわっている。斜めから見た時の明るさや色味の変化はやはり少なく、画面位置が低いフォトスタンド型のボディーと相まってノートとデュアルディスプレーで使用するのに便利そう。工場出荷状態の消費電力量(実測)も約28Wとエコ性能も高い。電源供給にはACアダプターを用い、サイズは実測で約100×58×34mmとやや大きめ。
L2201xの主なスペック | |
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画面サイズ | 21.5型 |
解像度 | 1920×1080ドット |
液晶パネル | MVA |
入力端子 | DisplayPort×1 |
スピーカー | ―― |
サイズ | 幅506.5×奥行き124.3×高さ361.3mm |
重量 | 約3.3kg |
実売価格 | 3万3000円前後 |
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