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個性で選ぶ! 最新液晶ディスプレー 第1回

エコでスタイル抜群! 省エネディスプレーならこの6機種

2011年07月11日 12時00分更新

文● 山田 広樹

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普段どおりに使っても節電できる
日本サムスン S27A550H

日本サムスン「S27A550H」

日本サムスン「S27A550H」

 明るさセンサーを使った画面の自動輝度調整と、離席中の自動電源オフ機能を備え、意識せずにエコと節電に貢献できるのが特徴。

 自動輝度調整による画面の明るさは動画鑑賞にはやや暗めだが、Webブラウズなどには問題ないレベル。自動電源オフ機能は熱感知センサーを応用したもので、離席後最短で5分後に電源オフとなる。感度には余裕があって、そのぶん誤動作が少ない。

 実測消費電力量は自動輝度調整使用時の工場出荷状態設定で約28Wと、画面サイズを考えるとかなり少ない。なお、同オフ時は約38Wとなった。

入力端子は下から差し込むタイプ。カバーで覆うことができる

入力端子は下から差し込むタイプ。カバーで覆うことができる

スタンドはケーブルを通すことが可能。端子部分もカバーで覆えるため、背面を非常にスッキリと見せられる

スタンドはケーブルを通すことが可能。端子部分もカバーで覆えるため、背面を非常にスッキリと見せられる

 ボディーはベゼルやスタンドの台座部分など透明パーツを多用し、ほのかに浮かび上がるようなイメージがある。スタンドネック部分と端子部分は2パーツのカバーになっており、内部にケーブルを通して背面をスッキリ見せられるのがいい。

 パネル方式は非公開だが、斜めから見た時の画面の発色の変化や応答速度2msというパネル性能からTN方式と思われる。電源はACアダプターを使用。実測サイズ約90×25×35mm。

画面の傾きは下方1度、上方20度で調整できる

最低画面高は約120mmとやや高め

最低画面高は約120mmとやや高め

映像は全体にガンマが高めで、奥まった部分までよく見えるが、影部分がかなり明るく見える

S27A550Hの主なスペック
画面サイズ 27型
解像度 1920×1080ドット
液晶パネル 非公開
入力端子 HDMI×1、D-Sub15ピン×1
スピーカー ――
サイズ 幅648×奥行き258×高さ483mm
重量 約4.3kg
実売価格 3万6000円前後

シンプルに徹した超スリムモデル
日本HP L2201x

日本HP「L2201x」

日本HP「L2201x」

 奥行き10mmという超薄型パネル採用する「L2201x」は、シンプルなフォトスタンド型のボディーが全体のスマートさを印象付けている。

 パネル背面はサンドブラスト加工されたアルミ素材で、端子類がないこともあってか、液晶モニターとは思えないほどすっきりしている。艶消しで記されたhpのマークも誇らしげだ。

スタンド以外、凹凸のないフラットな後ろ姿。“背面を見せる”レイアウトも可能だ

スタンド以外、凹凸のないフラットな後ろ姿。“背面を見せる”レイアウトも可能だ

電源入力と映像入力は画面向かって左下側面に搭載。HDMIがないのは汎用性の面で残念

電源入力と映像入力は画面向かって左下側面に搭載。HDMIがないのは汎用性の面で残念

 ただ、薄さを追求したせいか映像入力がDisplayPort 1基のみなのが気になるところ。MacBookなどでの使い勝手はよさそうだが、Windows機で標準とも言えるHDMIがないのは残念。

 パネルには視野角の広い「MVA」(非光沢タイプ)を用いて画質にもこだわっている。斜めから見た時の明るさや色味の変化はやはり少なく、画面位置が低いフォトスタンド型のボディーと相まってノートとデュアルディスプレーで使用するのに便利そう。工場出荷状態の消費電力量(実測)も約28Wとエコ性能も高い。電源供給にはACアダプターを用い、サイズは実測で約100×58×34mmとやや大きめ。

スタンドの開き具合の調整で、画面の上下首振りを行なう。実はスタンドを閉じれば画面を垂直に近づけられるが、転倒の危険も高まる

フォトスタンド型デザインもあって最低画面高さは約83mmと低い

フォトスタンド型デザインもあって最低画面高さは約83mmと低い

L2201xの主なスペック
画面サイズ 21.5型
解像度 1920×1080ドット
液晶パネル MVA
入力端子 DisplayPort×1
スピーカー ――
サイズ 幅506.5×奥行き124.3×高さ361.3mm
重量 約3.3kg
実売価格 3万3000円前後

■Amazon.co.jpで購入

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