Android 3.2搭載のタブレットは
日本で覇権を握れるのか?
「Pocket WiFi」シリーズなどで知られるファーウェイが、今後日本でリリース予定のタブレット「MediaPad」(関連記事)を触る機会があったので、ファーストインプレッションを写真とともにお伝えしよう。
パッケージの大きさはS7 Slimと較べると小型化しており、「持ち歩いて使うためのタブレット」を前面に押し出している
製品版はAndroid 3.2(Honeycomb)が搭載される予定だが、今回体験させてもらった端末はAndroid 3.1だった。それ以外はほとんど製品版と同じとのこと。ただ、日本でのリリース時期に関してはまったくの未定だが、リリースする予定はあるとのことなので、首を長くして待っていよう。
こちらは「IDEOS S7 Slim」。幅108×奥行き225×高さ16mm、重さは約500g。ディスプレーが7型で解像度は800×480ドットというスペック。OSはAndroid 2.1を搭載
これが「MediaPad」。幅124×奥行き190×高さ10.5mm、重さは約390g。ディスプレーはやはり7型で解像度は1280×800ドット、視野角が広いIPS液晶を採用している
2台を並べてみると、MediaPadが一回り大きいことがよくわかる。しかし、重量は軽くなり、画面解像度は格段にアップしている
カメラはフロントとリアに装備されており、Skypeなどのテレビ電話もできる。フロントカメラが130万画素、リアカメラが500万画素。リアカメラはHD撮影が可能だ。各種カード系は端末下部に集中している
MediaPad(左)は厚さ10.5mmとかなり薄いので、バッグなどにしまいやすい。さすがにポケットには入らないが、このくらいの大きさと軽さなら、取り出しが用意だろう
HDMI出力も可能で、miniHDMI端子が標準搭載されている
スピーカーやイヤホン端子などの音周りの装備はこちらに集約されている
上が電源(スリープ)ボタン、下が音量調節ボタンだ
「戻る」や「ホーム」といったアイコンは、Honeycombタブレットらしくスッキリと枠の中に収まっていた
CPUはクアルコムのデュアルコア1.2GHzを搭載しているが、テスト機のOSはAndroid 3.1だったためか、スクロールなどに若干の引っかかりを感じた。リリースにあたっては3.2用のチューニングが施され、サクサク感がアップするという。しかし、7型で1280×800ドットの高解像度は珍しい。画面の綺麗さが圧倒的なので、外出先で映画などの映像コンテンツを見たい
フロントカメラを使って自分撮りもできるし、ビデオチャットもできるので便利だ。最近Skypeなどのビデオチャットユーザーも増えているしね
ホーム画面は基本的には横スクロールだが、このように縦スクロールにすることもできる
スマホなどではmicroUSBで充電するのが当たり前だが、MediaPadではACアダプターを使っての充電になる。microUSBでの充電には対応していないということだ