Lenovo Ideaシリーズ大研究 第59回

標準クラスでも、付属ユーティリティは充実！

節電にも配慮したLenovo G560eの付属ソフト

高速起動の武器となる「Lenovo EE Boot Optimizer」

　PCを使っていると、Windowsの起動がだんだん遅くなってきたという経験はないだろうか？　これはWindowsが何らかのトラブルに陥っているのではなく、起動時に読み込まれるプログラムが増えてしまっているためだ。

　こういった状態を調整してくれるユーティリティーとして「Lenovo EE Boot Optimizer」が存在する。実行するとWindowsが再起動され、数分かけて最適化が実行される。

「Lenovo EE Boot Optimizer」

　レビュー用に借用したLenovo G560eを最適化した結果、起動時間が数秒短くなった。わずかではあるが、この程度の変化でも意外と快適さを感じるようになる。標準ではシステムの起動速度が遅すぎる場合に自動的に最適化する設定になっている。Windows 7の起動が遅くなってきたと感じたら、手動でEE Boot Optimizerを実行してみるなど、ユーザー自身も気を付けるようにするといいだろう。

　この他、他PCとのデータ共有を実現する「Lenovo DirectShare」もある。Lenovo G560eは、実際に使い続けて行くうえで便利なユーティリティーが重点的に用意されており、実際に使用してみるとどれもよく練られたソフトであることが実感できる。これらをベースに、ユーザー自身が好みのアプリケーションをインストールしていくと、使いやすい環境を構築できるはずだ。

■関連サイト

• Lenovo製品レビュー
• Lenovo G シリーズ
• レノボ