鳥居一豊の「最新AVプロダクツ一刀両断」 第31回
液晶3Dも本格派! 画質に加えて使いやすさも充実!!
プラズマ並の究極3D画質! パナソニック「VIERA DT3」
2011年03月30日 12時00分更新
パナソニックの薄型テレビ「VIERA」と言えば、プラズマパネルを採用した大画面モデルのイメージが大きい。
しかしながら、売り上げ台数では主流と言える液晶テレビもその実力の高さはかなりのもので、目立たないながらもお買い得なモデルが多かった。
同社の液晶テレビとしては初の3D対応となる「DT3」シリーズは、3D画質はもちろんのこと、「液晶テレビでも本気で勝負に出た」と感じさせる気合いの入ったモデルだ。ラインナップは37V型と32V型の2機種だが、今回は37V型の「TH-L37DT3」を紹介する。
最薄部3.3mmの薄型デザイン
外観から見ていくと、エッジ型LEDバックライト採用のディスプレー部は最薄部3.3mmと薄く、画面周囲のベゼル幅も狭められ、スリムですっきりとしたデザインとなっている。
背面は下部のスピーカー部が出っ張っており、スピーカーの容積を確保している。完全フラットなデザインではないが、壁掛けでなるべく壁に寄せて設置したいという人でなければあまり気にならないだろう。
付属のリモコンは従来と同等のもので、録画した番組の再生用ボタンなども備えている。3D映像に切り替えるボタンも上部にある。
基本的な機能は、プラズマモデルの「VT3」シリーズなどとほぼ共通。録画した番組を再生する「メディアプレーヤー」機能や、最大1ヵ月先までの番組情報を検索できる「注目番組」、ネットワーク機能などは、ワンボタンで画面に表示される「らくらくアイコン」から手軽に呼び出せる。
電子番組表やメニュー画面なども従来通りだが、メニュー操作のレスポンスのよさはVIERAの美点のひとつで、サクサクとスムーズに使えるため実に快適だ。検索機能も一通り備えており、手軽に番組を探して録画予約が行なえる。

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