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鳥居一豊の「最新AVプロダクツ一刀両断」 第31回

液晶3Dも本格派! 画質に加えて使いやすさも充実!!

プラズマ並の究極3D画質! パナソニック「VIERA DT3」

2011年03月30日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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操作のレスポンスが速い!
高機能なネットワーク機能

「テレビでネット」のトップ画面。サービスの画面が大幅に増え、メニューは複数ページに渡っている

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2ページ目。「twitter」や静止画共有サービス「Picasa」のほか、バスケットボールのフリースローゲームやトランプゲームのブラックジャックなども楽しめる

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3D体験コーナーで配信される動画コンテンツ。最新コンテンツも続々と追加されており、例えば「攻殻機動隊S.A.C. Solid State Society」(当然3D版)の映画予告編もアップされている

3D体験コーナーで配信される動画コンテンツ。最新コンテンツも続々と追加されており、例えば「攻殻機動隊S.A.C. Solid State Society」(当然3D版)の映画予告編もアップされている

ネットサービスのポータルである「CLUB Panasonic」の画面。天気予報や占いなどをチェックできるほか、購入製品のメーカー登録やアンケートなどのサービスなどもある

ネットサービスのポータルである「CLUB Panasonic」の画面。天気予報や占いなどをチェックできるほか、購入製品のメーカー登録やアンケートなどのサービスなどもある

「Twitter」の画面。表示などはスムーズ。2画面表示でテレビ放送を見ながら表示できるようになって欲しい

「Twitter」の画面。表示などはスムーズ。2画面表示でテレビ放送を見ながら表示できるようになって欲しい

 今春のテレビでは、スタンダードモデルを含めて、ネットワーク機能が充実される傾向にある。本機も動画配信サービス「アクトビラビデオ・フル」や「YouTube」、ビデオ通話サービス「Skype」をはじめ、独自の3Dコンテンツの配信なども行なっている。

 コンテンツは4月以降にさらに強化される予定で、今後はラジオ放送をインターネット配信する「radiko.jp」やSNSサービスの「Facebook」などへも対応する。

 こうした多彩なサービスの対応はもちろんだが、操作レスポンスが優れていることが最大のメリットだと感じた。例えば、アクトビラビデオ・フルや「TSUTAYA.TV」は、タイトル数も充実しているし、フルハイビジョンのコンテンツも多いのだが、サムネイルのないテキスト表示のみの作品リストは少々使いにくいと感じることが多い。

 さらに、多くの対応テレビでは表示の切り替えが“もっさり”としており、せっかくの豊富なタイトルが逆に足かせになるくらいタイトル探しが困難だ。

 ところが、本機では作品リストの切り替えが高速で、次々にタイトルを表示して作品を探すことができる。この操作感ならば充実したタイトル数と合わせて、レンタルビデオ店の代用として活用できると感じる。

 従来はテレビ内蔵の機能よりも、「Apple.TV」や「プレイステーション 3」での「PS Store」など、高性能ハードを使った動画配信サービスの方が、使い勝手の点では明らかに上だと感じていた。しかし、本機のレスポンスのよさなら、アクトビラビデオ・フルの魅力が十分に生かせると感じた。

「液晶もVIERA」と言わせる出来のよさ

 本機はプラズマテレビのラインナップとの関係もあり、37V/32V型というミドルサイズで展開しているが、液晶テレビの普及率を考えると42V型の追加もあっていいと感じる。そう期待したくなるくらい、画質の実力は高く、特に3D画質には驚かされた。

 機能性や操作性の点でも優秀であり、液晶テレビの高級機としてはかなり優れた実力を備えている。「パナソニックのVIERAは液晶も凄い」という評判につながることはマチガイなしの大注目モデルだ。


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