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リバースエンジニアリングしたくなるHTML5サイト (3/4)

2011年03月31日 11時00分更新

文●菊池 崇

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Google DoodleにもHTML5

 HTML5は元々、XHTML2.0に疑問をもったOperaの有志が小さな研究グループをつくったのが始まりだ。その研究グループを立ち上げたのがイアン・ヘクソンだ。つまり、イアン・ヘクソンはHTML5の産みの親でもある。その後、イアン・ヘクソンの作ったグループはMozilla、Appleの有志を加えてWHATWGとなった。WHATWGとW3Cの2つがいまでもHTML5の仕様をそれぞれ用意しているのはそのせいだ。現在、イアン・ヘクソンはGoogleにいて、HTML5を使った様々なツールやサービスの提供している。

 そのひとつであるGoogleの“Doodle(ドゥードゥル)”を紹介しよう。Doodleとは「いたずら書き」のことで、GoogleのDoodleとは祝日や記念日などに表示される、通常とは異なるデザインのGoogleロゴのことだ。

 Googleが2010年9月に発表した DoodleはHTML5とSVGで作成されている。マウスを載せると各色のバブルがはじけたように画面内を暴れて、しばらくすると元に戻る。

■HTML5を使ったGoogle Doodle


Google Doodle from satoshi on Vimeo.

動画URL:http://vimeo.com/21194263

Google Doodle:http://www.google.com/logos/particle.html

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