ウェブサイトに磨きをかける!
まずは順調にサイトの作成とアップロードまで終えたミキ。すると、もっとウェブサイトを充実させたいという欲が出てきたようだ。BiNDなら写真のスライドショーやマウスオーバーで変化するバナーなども簡単に設定できるので、さっそく挑戦だ。
ミキ ねぇマキ、ちょっと教えてほしいんだけど……。
マキ サイトの更新ね。どうしたいの?
ミキ マキの会社のサイトってBiNDで作ってるんでしょ。このトップページにある、写真が順番に切り替わってるのって、どうやっているの?
マキ ああ、あれはBiNDの「SHiFT for WebLiFE*」って機能を使っているのよ。
ミキ 「ブロックエディタ」にある「SHiFTスライドショーパーツ」のこと?
マキ そうそう。お姉ちゃんにしては勉強してるじゃない(笑)。これを使うと、スライドショーを配置できるの。SHiFTのいいところは、ウェブブラウザーの標準機能を使って実現しているってことね。Flashが見られなくても表示できるから、iPhoneやiPadの対策もバッチリなのよ。
SHiFT
ミキ へえー。最近はiPhoneを使っている人が周りにも多いからうれしいわ。ほかにも、マキの会社をまねしたいところがあるんだけど。この地図とか、このお問い合わせのページとか……。
マキ それはほら、「ウェブサービス系パーツ」を見てみて。
ミキ あ、ほんとだ。「Yahoo!地図」もあるし、「フォーム」もある。
Yahoo! 地図
フォーム
マキ そこをクリックすると「SYNC for Web LiFE* 3」が起動するでしょ。このSYNCに表示されるガイドに従って設定していけば、地図やフォーム、動画をページの中に組み込めるのよ。ちょっと地図を作ってみるね。まず住所で検索。この地図でお店の場所をクリック──と。
ミキ マーカーが付いた! これだけ!?
マキ あとは「次へ」で進めて、「適用」ボタンを押せばいいの。お問い合わせフォームのほかにも、アンケートフォームなんかも作れるわよ。
ミキ 本当に簡単ね! じゃあ、ついでに、ほらここ、マウスを重ねるとバナー画像が変わるけどこれはどうやっているの?
マキ ロールオーバーっていうのよ。2枚の画像を切り替える効果だから、まずSiGNでバナー用の画像を作っておくの。SiGNは普通の画像編集ソフトみたいに、作った画像をJPEGやPNG形式で書き出せるのもポイントなのよ。
ミキ あー、SiGNってロゴを作るときに使ったソフトね。バナーも作れるの?
マキ ロゴもバナーも、結局は画像編集なのよね。SiGNでバナーを用意してJPEGに書き出すでしょ。そしたら画像パーツとして読み込めば、リンク付きのバナーにロールオーバー効果を設定できるわ。
ロールオーバー
ミキ 何でもできるのね! すごいすごい! じゃあ次はセール品の表の作り方を……。
マキ ちょっとお姉ちゃん! 少しは自分でやろうとしなさい!!
BiNDテーブルパーツ
BiND 4ユーザーの声
ウェブの苦手意識がなくなりました
最初にBiNDを購入した理由は、ウェブの専門知識がなくても制作できることでした。以前は他社のウェブ制作ソフトを使っていましたが、わからないことが多すぎて、解説本と長い間にらめっこ状態。一方BiNDは、テンプレートを利用すればウェブサイトが作れてしまう。もちろんBiNDも使い始めたころは、なかなかイメージに近い状態にすることができずに戸惑いました。しかし現在は、テンプレートを使用しなくても一から作れるようになりました。
まずは、作ってみる。そして運用しながら改善していく。知識を増やす感覚で、少しずつウェブに対するの知識を深めることができます。難しく考えずにBiNDを使ってみてください。
「山形まなび館」(株式会社コロン 萩原尚季)
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