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痛車でラリー! メロンブックスインテ奮闘記 第12回

メロン号、今年は念願のラリーフェスタに参加!

2010年12月27日 19時00分更新

文● 中村信博

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 途中でドライバーの眞貝選手と合流して、午前8時に群馬CSC到着。天気は快晴だけど、標高が高いために底冷えする寒さだ。さっそくチームに割り当てられたスペースで、デモランに向けたメロン号のチェック。その間、レーシングスーツに着替えた選手たちはデモランコースの確認に向かった。

身体の芯から震えがくるような寒さの中、群馬CSCに到着。テントを広げてメロンブックス出張販売隊の到着を待つ

会場に続々と参加チームが到着して、デモラン前のチェックを進めていた。赤いランチア・ストラトスは、積載車から展示場所までの短い移動だけだったけど、図太いエンジン音が聞けたのは嬉しかったな

東京からメロンブックス出張販売隊が到着。さっそく販売ブースの準備を始める。販売隊が持参したビッグサイズのめろんちゃん人形を、看板代わりに軒先に掲げてみた(笑)

メロンブックス以外の、今回出ていたブースをご紹介。まずは世界チャンピオン新井選手のアライモータースポーツ

同じブルーのカラーでも、こちらはスバルのブース

スーパーアレックストループ

ラリー専門誌を出している三栄書房のブース

群馬ラリーネットワーク。軽食のブースを出していた

クスコレーシング。今回クスコは3台体制で会場に姿を現わした

メロン号もデモラン前のチェックを念入りに行なう。ガードの一部が落ちそうになっていた以外は、まったく異常なし。ゼッケンステッカー貼りは、痛車乗りとしてお手の物(笑)

 今回の「ラリーフェスタ2010」では、午前と午後で異なるデモランコースとなっていて、まず午前は外周をぐるりと巡って管理棟前のメインストレートで直角ターン、普段は変り種の自転車のコースとなっている2つの広場を走行し、メインストレートに戻ってフィニッシュ、という設定。

 午後からはメインストレートを直進して奥のフルターンで遊歩道に入り、管理棟まで駆け下ってきてダートイン。その後、三輪車用のミニコースを1周して遊歩道に戻り、ふたたびメインストレートに入って終了、というルートになっている。コースを設定したのは新井選手だそうで、いかにも世界チャンピオンが考えそうな、ドライバーとマシンに厳しいコースだ(笑)。

今回のコース取りを、眞貝選手から聞いてみる。「横にコドラ乗せてないんで、走っているうちに忘れてしまいそう」とは眞貝選手の感想

 9時。いよいよ会場がオープンとなり、お客さんが続々と集まり始めた。今年最後の出動となったメロンブックス出張販売隊のテントは、たくさんのお客さんが列をなしてて大忙しの様子だ。今回、デモランを披露するメロン号を含む全10台のマシンは、人混みの中を縫うようにコースに出ると、列をなしてデモランスタート地点に移動していった。

デモランの時刻になり、続々とコースに入っていく参加車両

一番手は新井選手のインプレッサ……のはずだったが、なかなか現われない。そうこうしているうちにアライモータースポーツのメカニックが軽トラに工具を積んでコースに出て行った。なんとデモラン開始早々にミッショントラブルで停止していたのだ

マシンが壊れたために午前のデモランができなくなった新井選手は、他のマシンの助手席に乗って楽しんでいた。新井選手と奴田原選手という、日本を代表する2人のドライバーが同じクルマに乗っているのは、ホントに珍しい!

(次ページへ続く)

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