CPUのテスト
主にCPU性能を測るテストでは、すべてがCore 2 Duoを採用しているため、クロック周波数相当といった感じで並んでいる。
新MacBook Airが搭載するのは、11インチモデルがCore 2 Duoの1.4GHz(SU9400)、13インチモデルが同1.86GHz(SL9400)だ。ミニノートが採用するAtomシリーズよりはマシとはいえ、Core iシリーズが主流になった今では、お世辞にも速いCPUとはいえない。重い画像処理や動画のエンコードを始めると、その差が目立ってしまう。
といっても、動画のエンコードや画像のフィルター処理は、ほとんどの人にとって関係ない話のはず。後述するようにディスク性能が高いこともあって、メールやウェブを見る分にはまったく支障なく快適に使えていた。
グラフィックのテスト
グラフィックは、3D描画の性能で旧世代より大きく進化して、現行モデルと肩を並べる形となった。3Dゲームなどはより快適に楽しめるだろう。
なお、新MacBook Airが採用するグラフィック統合チップセット「NVIDIA GeForce 320M」は、現行ラインアップでもMac mini/MacBook/13インチMacBook Proが採用している。