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マトリックス型ワンタイムパスワードで認証強化

iPadを安全に使えるNTTPC「セキュアアクセス for iPad」

2010年10月25日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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iPadのビジネス利用がさまざまな形で模索されているが、もっとも懸念されるのはセキュリティであろう。こうした懸念を解消すべく、NTTPCコミュニケーションズで提供されているのが「セキュアアクセス for iPad」である。

マトリックス型ワンタイムパスワードを採用

 「セキュアアクセス for iPad」は実は通称で、正式名称はセキュアモバイル定額通信 Wタイプ I型」という。セキュアモバイル定額通信サービスは、FOMA網からNTTPCコミュニケーションズのMaster'sONE VPNを経由して、社内システムへのリモートアクセスを提供するサービス。このサービスはUSBキーを用いていたが、セキュアアクセス for iPadではモバイルルーターを用いて、接続を行なう。そのため、iPadをはじめ無線LANを搭載するモバイル端末で幅広く利用できる。接続先のゲートウェイはNTTPCコミュニケーションズが運用しており、インターネットに接続しない閉域網接続なので、安心して社内ネットワークにリモートアクセスできる。

FOMAの安全な閉域網接続を提供する(同社サイトより抜粋)
マトリックス方式のワンタイムパスワードの乱数表

 本サービスの売りは、やはり高いセキュリティである。まず認証に最新のマトリックス方式のワンタイムパスワードを用いている点が挙げられる。これはランダムに表示される4×4×3の乱数表にパスワードの位置を登録する方法。たとえばV字型、L字型、M字型などの形で乱数表をなぞることで、毎回異なるパスワードを使うことができる。iPadなどへのアドインは不要で、固定パスワードを使わず、パスワード位置のパターンも3.7億とおりの組み合わせがあるため、きわめて強度は高い。

 また、モバイルフォルダとい うオンラインストレージが提供される。1IDにつき、1GBの容量が割り当てられ、NTTPCコミュニケーションズ側で管理される。2週間でデータが自動削除されるが、端末に不要な情報が保存されるリスクを軽減できる。

 さらに管理者側からの管理機能も充実。管理者側でIDをロックし、盗難時でも不正アクセスを防ぐことができる。モバイルフォルダ等の管理も行なえるほか、アクセスログも閲覧可能だ。ここまででiPadをはじめとするモバイル端末も安全に利用できる訳だ。

 サービスの開始は12月末以降で、申し込みは受付中。12月末までのキャンペーンで、IDあたり2万1000円(税込)の初期費用が無料になるほか、モバイルフォルダの容量が倍の2GBになるという。

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