このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

手ブレ補正やAF強化でより使いやすくなったエントリーコンデジ

クリエイティブモードで多様性アップの「CX4」

2010年08月25日 12時00分更新

文● 小林 伸

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ISO感度による画質の違い

ISO 100

ISO 100

ISO 200

ISO 200

ISO 400

ISO 400

ISO 800

ISO 800

ISO 1600

ISO 1600

ISO 3200

ISO 3200

 ISO感度は、ISO 400から800で急にコントラストに変化が現れる。ISO 1600ではさらに顕著になる。ただし画像を拡大して見ない限りは1600までは大丈夫そうである。


ノイズリダクションの撮影サンプル

ISO 1600でのノイズリダクションオフ(左)/MAX(右)(撮影協力:Hieropolis http://hieropolis.com/)

ISO 3200でのノイズリダクション弱(左)/強(中央)/MAX(右)

 昼間の十分な明るさではそれほどノイズ感は感じないが、こうした暗い部分の多い画像ではISO 1600でも結構ノイズ感がある。ノイズリダクションを「MAX」に設定したが、あまりこのようなシチュエーションには向いていないかもしれない。

 ちなみにノイズリダクションの設定項目には「AUTO」もある。適時自分で設定しなおすよりもカメラ任せのままでもいいかもしれない。


画像設定による色調の変化

スタンダード

スタンダード

ビビッド

ビビッド

白黒

白黒

セピア

セピア


初心者から中級ユーザーまで使えるCX4

 リコーとしてはCX4はエントリークラスという位置づけではあるが、同社には「GR DIGITAL III」という立派な高級コンパクト機があり、中級機的な「GX200」という機種もある。順番から言えばCX4はエントリーになるのだろうが、他社の同価格帯の機種と比較するとエントリーよりは少し上のクラスになると思う。

 このあたりを踏まえてか、初心者だけでなく、ある程度デジタルカメラの知識があるユーザーでも満足できるように撮影設定などは詳細になっている。

 CX4が想定するユーザー層はそういう意味でも広いと思われる。コンパクトデジタルカメラでアレコレなんでもしたいユーザーにはいいかもしれない。

■関連サイト

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン