リコーから、コンパクトデジタルカメラ「CX5」が発表された。2月上旬発売予定で予想実売価格は4万5000円前後となる。
CX5では新たに、常時被写体との距離を測定する“パッシブ式”AFセンサーを採用。コントラストAFとの組み合わせで、最短0.2秒という高速なAF合焦を実現した。
また、超解像技術を新たに採用し、撮影画像の輪郭や細部、グラデーションに対して個別に補正処理を行ない、解像感を高める。
レンズは従来の「CX4」と同じ、光学10.7倍のズームレンズを搭載(35mm版換算で28~300mm)。ただし、上述の超解像処理を併用することで、光学ズームの倍(21.4倍、600mm)の倍率まで、画質の劣化を抑えた望遠撮影が可能だ。
シーンモードは、色合いの調整が簡単に行なえる「料理」、約2秒間で26枚の連写を行なってゴルフのフォームを確認できる「ゴルフ連写」、打ち上げ花火に適した画質とシャッター音(“たーまやー”という掛け声)にする「打ち上げ花火」が新たに加わり、合計14シーンから選択できるようになった。
そのほかの機能やスペックはCX4を踏襲。撮像素子は約1000万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサーを採用し、画像処理エンジンは「Smooth Imaging Engine IV」となる。
