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無料提供を装って、オンライン賭博サイトへ誘導

マカフィー、“無料提供”は詐欺と断言!

2010年07月22日 06時00分更新

文● 花茂未来/インサイトイメージ

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 7月20日、マカフィーは公式ブログ「McAfee Labsブログ」にて、“オンライン賭博へ誘導する、「無料提供」メールに注意”というトピックスと注意喚起を行なった。

画像左上は、イケアのギフトカード詐欺のバナー広告。右はiPadの無料提供を装った詐欺のバナー広告

 以前同社は、“iPad詐欺メールが急増中”というトピックスにて、iPadの無料提供を装い、クレジットカードなどの個人情報を取得しようとする詐欺の実態とその対策について掲載した(関連記事)

 今回は、改めて無料提供詐欺への注意喚起を行なった形となる。というのも、無料提供詐欺の別の事例として、イケアのギフトカードを1000ドル分贈呈するという詐欺は、SNSサービス「Facebook」のユーザー約4万人が騙され、3月には同様のサービスに7万人が被害を受けたと米メディア「IT WORLD」が報じているからだ。

 マカフィーでは、こうした無料提供を謳うサービスや勧誘メールはすべて偽物だと断言。そして新たに発見した、無料提供を装い、今度はオンライン賭博サイトへ誘導する詐欺への注意も併せて行なった。

 具体的な手口は、まず無料提供を装ったバナーをWebやメールに掲載し、最終的にオンライン賭博サイトへ誘導する。オンライン賭博サイトには、何かを無料提供するサービスや内容はいっさい見受けられないものの、ポップアップ表示で当選者を掲示し、ユーザーの関心を賭博サイトに引きつけて登録させるというもの。

 マカフィーの分析では、このような偽バナーを用いた詐欺が流行しだしてから、オンライン賭博サイトをはじめとする不審なサイトへのアクセスが急増しているとのこと。同社のネットワークトラフィックの分析結果を見ると、今年2月からアクセスが急増しているようすがわかる。

2010年2月から、不審なサイトへのアクセスが急上昇している

 日本国内では賭博行為や運営は違法だが、海外で政府の許可を得て運営しているオンライン賭博サイトは無数にある。誤ってアクセスしてしまうケースも十分に考えられるため、無料提供サービスの何かしらのアプローチを受けた場合は、注意するようにとまとめた。

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