このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 次へ

中判デジカメとしては格安!? ペンタックス 645D

2010年07月14日 12時00分更新

文● 小林 伸、撮影協力●クラーク記念高校秋葉原ITキャンパス

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 今回紹介する「ペンタックス 645D」(以下645D、ボディのみで実売85万円前後)は、同社の中判カメラである「ペンタックス 645NII」をベースとした中判デジタルカメラになる。

 まず手にした印象は「デカイ」。本体サイズは幅156×奥行き119×高さ117mmで、以前のように「ペンタックス 67」や「ハッセルブラッド」を手にしなくなった筆者には思った以上に大きく感じた。

「ペンタックス 645D」。右側面にも三脚穴がある。

本体正面と背面。背面にあるホワイトバランスやカスタムイメージへダイレクトにアクセスできるボタン類は、ボディが大きいこともあり大きめで押しやすい

 しかし、それは慣れの問題。本体重量は約1.4kgと普段使用しているカメラの2倍もあるわけではなく、ただ体積が大きいのでそのように感じるだけだ。そもそも中判カメラなのだからこのくらいの体積があって当然だろう。

シャッターボタン、ISOボタン、露出補正ボタン。ISOボタンと露出補正ボタンは押しながら電子ダイヤルを操作して設定を変更する

シャッターボタン、ISOボタン、露出補正ボタン。ISOボタンと露出補正ボタンは押しながら電子ダイヤルを操作して設定を変更する

モードダイヤルと測光モード切替レバー、AFモード切替ダイヤル。モードダイヤルは中央のロック解除ボタンを押しながら操作する

モードダイヤルと測光モード切替レバー、AFモード切替ダイヤル。モードダイヤルは中央のロック解除ボタンを押しながら操作する

測距点切り替えダイヤルと表示パネル

測距点切り替えダイヤルと表示パネル

 屋外での使用を想定した外装ボディはマグネシウム合金製で、70ヵ所にも及ぶシーリングにより防塵/防滴構造となった。さらに内部はアルミダイキャスト製シャーシーになっており、堅牢性を重視しているのがわかる。

前へ 1 2 3 4 5 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン