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ニコニコバンバンカップ参戦記!

番場選手主催のカート大会で燃え尽きた!

2010年06月09日 20時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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大雨で路面はどウェット! 難易度上がりすぎ!

 午後も順調に上位陣とのラップ差を開けられていく中、超漢チームと激しいデッドヒートを繰り広げるARTA。午前が終わった時点で4周ほどの差だったが、30分も走るとその差はほぼなくなり、雨がポツポツ降り始めた頃にはついに逆転を許してしまった。とうとう、ARTAが最下位になってしまったのである! しょうがない、これから本気出す! と思った矢先、いきなり大粒の雨が降り注いだ。これまでも弱い雨が降ったりやんだりしていたが、比較にならないほどの大雨だった。これにより、1コーナーのイン側に水たまりができ、ヘアピンなどでコマのようにクルクル回ってしまうドライバーが続出。番場選手の判断により、チーム代表者がテントに集められた。

 何を話したのかというと、このままレースを続けるか、もうやめるかの多数決を取ることになったのだ。これ以上雨が降り続くとエンジンに水が入ってトラブルの原因になってしまう。そうなると中止にせざるを得ないので、早々と切り上げるか、エンジンが止まるまで走り続けるか、選択は参加者に委ねられた。結果は続行。雨が降ってても最後まで走りたいという熱い人が多かったのだ。ちなみに筆者は「もうやめる」のほうに手を挙げたのだが(笑)。

 ずぶ濡れで走る佐久間&岡田氏。筆者とニッシーは順番的に大雨の直撃は免れていた。この後、雨足は弱まり、ついには上がったのだが、路面はヘビーウェットのまま。氷の上を走っているような感じになってしまった。とにかく、グリップしない。これまで走っていたラインをなぞろうとすると、大きくアウトに膨らんでしまうし、乱暴にアクセルを開けると、簡単に回ってしまう。初心者チームなのに、いきなりハードルが巨大になったしまった。ここからは、コース上に留まることを目標に、チームメンバー全員が慎重なドライビングスタイルに。これでますます上位と差を付けられてしまうが仕方がない。競っていたはずの超漢チームにもどんどん周回差をつけられてしまった。

(次ページへ続く)

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