紙に見やすく印刷したり、ケータイにデータを送る
「印刷、ケータイ送信機能」
外出時に調べた結果を持ち出すため、手書きでメモしたり、ブラウザーの印刷機能を使ってレイアウトが崩れた状態で出力している人も多いだろう。そんな人に試してほしいのが、各サービスが用意している印刷ボタン。紙に合わせたレイアウトで出力し直してくれる機能で、画面をそのまま印刷するよりずっと見やすい。
また調べた結果をケータイに送る機能を使えば紙の節約ができる。ただし、対応機種に制限があるので使う前に確認しておこう。ケータイ送信機能では、NAVITIMEをのぞき検索結果そのものではなく、検索結果へのリンクが送られてくるので電波の届くうちにリンク先をブラウザーで開いて、「画面メモ」機能などで保存しておきたい。
時間を優先するか、料金を優先するかを選択する
どのサービスも、到着までにかかる時間が最も短いルートと、到着までにかかる料金が最も安いルートの2通りで検索できる。通常は時間優先で検索するように設定されているので、お金を節約したいときは設定の変更を忘れずに。
また、時間/料金以外に、乗り換え回数が最も少ないルートを調べられるサービスも多い。ちなみに、有料の特急や飛行機については、Google以外は検索結果に含めるのがデフォルト設定になっている。特急や飛行機を使わないのであれば、検索の際チェックを外しておこう。
頻繁に使う駅を登録することですばやく検索する
よく使う駅をあらかじめ登録しておけるのが、Yahoo!路線図(要ユーザー登録)だ。登録した駅はドロップダウンメニューに表示される。またちょっと形は違うが、Googleはログインしている登録ユーザーの検索履歴から、最適なキーワードを類推するようになっている。たとえば「中野」という地名は、東京都以外にも、群馬県や長野県にもあるが、最もよく使う「中野」を自動的に選択してくれるようになる。
何時まで飲み会につきあえるかもすぐわかる
「始発、終電情報」
始発や終電の時間は1本の電車で行ける場所で調べるのは簡単だが、乗り換えがあると少し面倒だ。しかし各サービスを使えば、駅名に加えてチェック1つ追加で入力するだけで目当ての情報が手に入れられる。
前述のケータイ転送と組み合わせて、繁華街があるいくつかの駅と、自宅の最寄り駅との間の結果をケータイに入れておけば、飲み会などで少々酔いが回ってしまった状態であっても簡単に確認できるので、終電を逃してタクシーで帰宅という無駄遣いを防げるかもしれない。
超複雑な都心部の地下鉄もこれで安心
「路線図の表示機能」
路線図、特に複雑怪奇な都心部の地下鉄については、紙などに出力していつでも見られるようにしておいて損はない。あらかじめ印刷して、手帳か財布などに入れておくと役に立つだろう。それとは別にうまく活用していきたいのがサービスに組み込まれた路線図。たとえばYahoo!路線図なら駅や駅周辺の情報が見られるようになっているほか、駅探なら検索に使うGUIとして路線図が使われている。
ユニークなのがGoogleの地下鉄路線図表示。駅名をクリックすると、その駅を通っている地下鉄をオーバーラップ表示するもので、路線図から駅を探すのではなく、駅から路線図を探す逆引きをサポートしている。視覚的にわかりやすく使っていて楽しい。
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