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マイクロソフトと業界8社が移行を支援

Windows 7へどうぞ!お手軽引っ越しキャンペーン開始

2010年04月01日 07時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 マイクロソフトとパートナー8社は、中小企業向けのWindows 7導入支援施策「Windows 7へ お手軽引っ越しキャンペーン」を4月1日より随時スタートする。具体的にはデータ移行を容易に行なうためのユーテリティを提供するソフトウェアベンダー3社(AOSテクノロジーズ、ジャングル、ソーステクスト)、Windows 7搭載のPCを提供するハードウェアベンダー5社(NEC、エプソンダイレクト、日本ヒューレット・パッカード、富士通、レノボ・ジャパン)の製品がキャンペーン特価で提供される。

 キャンペーンの内容は各社から随時開始されるが、たとえばソースネクストでは「Windows 7へ「マカセル引越」キャンペーン」を実施。法人へのライセンス販売を行なうほか、移行ツール「マカセル引越」を含め、Windows 7対応のソフトがオンラインショップにおいて6月30日まで20%OFFになる。また、乗り換えノウハウのサイトも用意される。

 3月31日に開催されたWindows 7の法人導入促進についての説明会において、マイクロソフト コマーシャルWindows本部 本部長の中川哲氏は、Windows 7の現状について説明。2009年9月に企業向けのボリュームライセンスを発売され、過去のOSをはるかに上回る販売を記録し、企業の228社が早期採用を表明したという。

マイクロソフト コマーシャルWindows本部 本部長の中川哲氏

 マイクロソフトはこれまでWindows 7の法人導入施策として、今まで「PC環境成熟度支援サービス」や「ITアーキテクチャ&計画サービス」、「アプリケーション移行支援サービス」、「割り引きライセンスキャンペーン」(4月末まで)など、導入検討と移行作業の支援を行なってきた。今年はWindows XP SP2のサポート終了も予定されていることもあり、今回のWindows 7へ お手軽引っ越しキャンペーンで、導入を促進していく。調査会社によると、2010年末までに1000万本が導入され、企業の60%が3年以内にWindows 7を展開すると見込まれているという。

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